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みなさんは、コールアウト表示オプションをどのくらい活用していますか?
「あくまでもオプションでしょ?設定しなくてもあまり変わらないんじゃないの?」
そんな風に思っていませんか?
コールアウト表示オプションは、ユーザーにより多くの情報を伝えたり、クリック率を改善したりすることができる非常に優秀なオプションです。
設定方法もとっても簡単。まさに、最小の作業で最大の成果を出すオプションであり、必ず設定していただきたいです。
コールアウトなどの広告表示オプションは、広告の掲載順位が決まる要因の1つでもあり、その意味でも、設定しないのは非常にもったいないです。
そんなコールアウトを正確に設定し、最大限の効果を出していただくための方法について解説しますので、ぜひ最後まで読んでみてくださいね。
目次
コールアウト表示オプションとは
コールアウト表示オプションとは…
これです!この赤色の枠で囲った部分です!
「え…これだけ?」
「こんなのでパフォーマンスが変わるの?」
そんな声が聞こえてきそうですね…
このコールアウト表示オプションを追加することで、なんと説明文を約2倍の長さにできるのです。文字数の制限がある中で、広告文を長くしてアピールできるのは嬉しいですよね。
では、コールアウト表示オプションを使用することで、パフォーマンスはどのくらい変わるのでしょうか?
実際に運用しているアカウントの実例を使い、コールアウト表示オプションが表示されたときのクリック率と、表示されなかった時も含む広告文のクリック率を比較してみました。
ちなみに、今回解説するコールアウトの他にも、「お客様の声」「購入はこちらから」など、サイト内のリンク先に直接誘導できる「サイトリンクオプション」や、店舗への電話番号を記載できる「電話番号表示オプション」などを設定することができます。
そしてこれらはまとめて「広告表示オプション」と呼ばれています。
【事例】コールアウト表示オプションによるクリック率の変化
実際にコールアウト表示オプションが表示される時とされない時では、クリック率はどのように変わるのでしょうか。ある事例で見ていきましょう。
まず、コールアウト表示オプションが表示されない時も含んだクリック率はこのようになりました。
オプションが表示されない時も含んだ広告文のクリック率は3.42%でした。
一方、コールアウト表示オプションが表示された時のデータを見てみると、以下のようになりました。
コールアウト表示オプションが表示された時のクリック率は4.39%となり、同じ広告文であっても、コールアウト表示オプションが表示される時とされない時では、クリック率が0.97%以上も違うことが分かります。
それだけ、コールアウトを追加することで反応率があがる可能性があるのです。
広告表示オプションには10種類ありますが、特に、
・コールアウト表示オプション
・サイトリンク表示オプション
・構造化スニペット表示オプション
の3種類については成果に影響する広告表示オプションとして、社内でも「絶対に設定するべき広告表示オプション」と位置づけています。
その他広告表示オプションの情報や事例はこちらからご確認ください。
コールアウト表示オプションの入稿ルール
コールアウト表示オプションには、いくつか入稿時のルールがあります。
文字数は12文字以内
1つのコールアウトにつき、入力できる文字は半角25文字以内(全角12文字以内)です。
記号は使用不可
不必要に目立たせる目的のみで使用する記号は使用ができません。
例えば、文頭の感嘆符(!)など。
広告文・コールアウト内の文言の重複
同じアカウント内の広告文・コールアウトで同じ文言を使用することはできません。
例えば、アカウント単位のコールアウトで「送料無料」を使用した場合、キャンペーン単位のコールアウトでも「送料無料」を使用することはできません。
効果的な使い方
それでは、コールアウト表示オプションでなるべくクリック率を上げるには、どのようなことを書けばいいのでしょうか。
基本的に、コールアウト表示オプションは、広告文に入りきらなかった訴求を伝えるために使うものと考えると使いやすいです。具体的に効果の出やすい内容は、以下のようなものです。
ちょっとお得なポイントを入れる
あったら嬉しい、ちょっとお得に感じられるポイントをアピールします。例えば、「送料無料」「返金保証」「期間限定」「特典プレゼント」「初回30%オフ」などですね。
競合他社との差別化ポイントを入れる
競合他社と比較したときに強みとなるポイントをここぞとばかりにアピールします。例えば、「ランキング第1位」「口コミ数1位」「腰痛専門」「ノーベル賞受賞」などでしょうか。他社にはない御社の魅力を徹底的に探して記載しましょう。
広告文とは異なる内容を入れる
コールアウト表示オプションのメリットは、広告文の文字数内で言えなかったことが言えるということです。そのため、広告文と同じ内容を書いてしまってはもったいないですよね。できるだけ、広告文で記載した内容とは異なる訴求を記載しましょう。
できるだけ短くわかりやすくする
一般的に、コールアウトは文字数が少なく、端的にまとめるのが良いとされています。ただし、短くても分かりにくい表現になってしまうと意味がありません。「駅チカ」よりも、「駅から徒歩1分」と具体的な表現にした方が、反応が良い傾向にあります。
設定方法
コールアウトのすごさ・使い方が分かったところで、さっそく設定してみましょう!
設定方法はとっても簡単。5分で終わります。
①「広告表示オプション」タブを開き、「+」をクリックします。
②「コールアウト表示オプション」を選択します。
③表示させたいテキストを入力
④「保存」をクリック
これで設定完了です。簡単でしたよね?
Yahoo!の場合は「テキスト補足オプション」
Googleでは「コールアウト表示オプション」と呼ばれているこの機能、Yahoo!では「テキスト表示オプション」と呼ばれています。
機能はGoogleと同じで、設定も簡単です。
具体的な設定方法は下記を確認してみてください。
広告表示オプションの作成(テキスト補足オプション) – ヘルプ – Yahoo!広告
まとめ
コールアウトには、広告文を延長する役割、訴求を端的に伝える役割があります。
簡単に設定ができるにも関わらず、クリック率の改善につながるので、設定しない手はありません。
Googleだけではなく、Yahoo!でも「テキスト補足オプション」という名前で設定が可能ですので、設定することを強くおすすめします。
コールアウト表示オプションを駆使して、広告文を最大限に目立たせましょう!
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