【2025年最新】Google広告の全ターゲティング種類一覧

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松岡 和哉

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「Google広告を始めたけど、ターゲティングって種類が多すぎてよくわからない…」
「広告の成果を上げるには、どのターゲティングを使えばいいの?」

こんな悩みを抱えていませんか?

Google広告のターゲティングは、ただ種類を覚えるだけでは成果につながりません。
目的や状況に応じて「どの手法を、なぜ選ぶのか」という戦略的な思考が不可欠です。

この記事では、Google広告の主要なターゲティングを網羅的に解説します。初心者の方がつまずきやすい具体的な設定方法から、目的別の最適なターゲティングの選び方まで、あなたの広告運用を成功に導くための「考え方のヒント」を詰め込みました。

ぜひ最後まで読んで、明日からの広告運用の参考にしてください。

Google広告のターゲティングとは?

Google広告のターゲティングとは、単に「誰に、どこで、いつ広告を見せるか」を決める機能ではありません。それは、「限られた予算の中で、最も成果につながる可能性の高いユーザーに、的確なメッセージを届ける」ための戦略そのものです。

さらに、ペルソナが一人に定まっていても、ターゲティングは一つではありません。どの手法を選ぶかによってメリット・デメリットが異なるため、その選択が広告の成果を大きく左右するのです。

<具体例>
■「ゴルフに興味がある41歳男性」にアプローチする場合
例えば、あなたが「最新のゴルフクラブ」を売りたいと考え、「ゴルフに興味がある41歳の男性」に広告を届けたいとします。Google広告なら、同じターゲットに対しても、下記のように全く異なるアプローチがあります。

アプローチA(人軸)
興味関心で狙う
アプローチB(面軸)
場所で狙う
アプローチC(行動軸)
検索行動で狙う
手法 アフィニティカテゴリで「ゴルフ愛好家」を選択 プレースメントで「有名なゴルフ情報サイト」や「人気ゴルフ系YouTubeチャンネル」を指定 カスタムオーディエンスで「”ドライバー おすすめ” “ゴルフ 飛距離”と検索した人」を指定
配信イメージ 普段からゴルフ関連の情報をよく見ている人に、ニュースサイトやブログを見ている時に広告を表示 特定のゴルフメディアを見ているまさにその瞬間に広告を表示 最近ゴルフクラブについて具体的に検索した人に、Webサイトを見ている時に広告を表示
メリット 広く潜在層にリーチできる 関連性が非常に高い状況で広告を見せられるため、クリック率が高まる傾向 購買意欲が非常に高く、コンバージョンに直結しやすい
デメリット 「いつか欲しい」層も含むため、すぐに購入するとは限らない 指定した場所にしか出ないため、リーチできる人数が限られる 対象者(検索した人)の数が少なく、リーチが狭い

※この表は「最新のゴルフクラブ」を商材とした場合の一例です。

このように、同じ「ゴルフ好きの41歳男性」でも、「誰を(人)」「どこで(面)」「どんな行動をしたか(行動)」という軸で切り口を変えることで、アプローチの質と量、そして得られる成果が全く変わってきます。

この後の記事では、具体的なターゲティング選定や設定方法などをお伝えします。

【目的別】成果を出すためのおすすめターゲティングパターン

広告の目的別に、成果が出やすいおすすめの組み合わせは以下の通りです。ターゲティングは「誰に(ユーザー指定)」と「どこに(面指定)」で分けて考えると、戦略が立てやすくなります。

【ユーザーを指定する】おすすめターゲティング

優先度 目的 おすすめのターゲティング手法 理由
★★★★★ まずは最初のCV1件を獲得したい・サイトへのアクセスがほぼない ユーザーの購入意欲の高い検索キーワードを設定(検索広告にて使用) サイトへのアクセスが無くても、今まさに情報を探している「確度の高い」見込み客を直接捉えられる唯一の手段です。
★★★★★ 一度来た見込み客を絶対に逃したくない リマーケティング サイト訪問者という最も熱量の高いユーザーへの再アプローチは、費用対効果が抜群。検索広告と必ずセットで設定し、機会損失をゼロにしましょう。
★★★★☆
刈り取り拡大
コンバージョンを安定させ、数を増やしたい 購買意向の強いオーディエンス
カスタムオーディエンス(検索キーワード指定)
ディスプレイ広告でも「今すぐ客」を積極的に刈り取るため。検索広告で成果の出たキーワードを指定し、ディスプレイ面でも購入意欲の高い層を狙います。
★★★★☆
新規開拓
効率よく新しい顧客を見つけたい 類似ユーザー(購入者リストが元) 「購入者」データを元に、質の高い新規顧客候補をAIに探させる最も効率的な新規開拓手法です。
★★★☆☆
競合対策
競合の顧客にアプローチし、シェアを奪いたい カスタムオーディエンス(競合サイトURL指定) 競合他社を検討している、まさにその層に自社をアピールできる攻撃的な施策。市場での優位性を築くために有効。
★★★☆☆
未来への投資
将来の顧客を育て、ブランド認知を広げたい アフィニティカテゴリ 予算に余裕が出てきたら、自社と親和性の高い層やメディアに広く露出し、「〇〇といえば自社」という第一想起を育てましょう。

【面を指定する】おすすめターゲティング

優先度 目的 おすすめのターゲティング手法 理由
★★★★☆
刈り取り拡大
特定の文脈に興味がある瞬間のユーザーを捉えたい コンテンツキーワード ユーザーが今まさに読んでいる、または見ているコンテンツ内容(キーワード)に連動して広告を表示できます。その場の興味・関心に直接訴求できるため、高い関連性を持ちます。
★★★☆☆
新規開拓
関連性の高いユーザー層に広くアプローチしたい トピック  「金融」「スポーツ」など特定のテーマに関連するWebサイトや動画にまとめて広告を配信できます。関連性の高いユーザー層へ効率的に認知を広げることが可能です。
★★★☆☆
未来への投資
将来の顧客を育て、ブランド認知を広げたい プレースメント 予算に余裕が出てきたら、自社と親和性の高いメディア(特定のWebサイトやYouTubeチャンネルなど)を指定して露出し、「〇〇といえば自社」という第一想起を育てましょう。

この表は、上から下へと優先順位の高い順に並んでいます。

初心者の方は、表にある最優先(★★★★★)の施策から実行し、コンバージョンやデータ、予算が蓄積されたら、次のステップ(★★★★☆ → ★★★☆☆)へと進んでください。

Google広告における「ターゲティング」の種類

Google広告のターゲティングは、以下の3つのカテゴリに分けております。

■ユーザーを指定するターゲティング
「誰に」広告を見せるかを設定します。(例:30代女性、車に興味がある人)
■配信面を指定するターゲティング
「どこに」広告を出すかを設定します。(例:特定のニュースサイト、料理レシピのブログ)
■その他のターゲティング
「いつ」「どの地域で」「どの機器で」広告を見せるかを設定します。

ユーザーを指定するターゲティング7つ

1、ユーザー属性

年齢、性別、子供の有無、世帯収入といった基本的なプロフィール情報でターゲットを指定します。

<主に使える広告>
検索広告、ディスプレイ広告、動画広告、デマンドジェネレーション(旧:ファインド広告)

<こんな方へおすすめ>

■ターゲット顧客が明確な商材
(例:30代女性向けの化粧品、男性専用のパーソナルジムなど)

<注意点>

■「不明」カテゴリについて
・Googleが属性を特定できなかったユーザー層で、配信の大半を占めることもあります。
・最もコンバージョンしやすい優良顧客が隠れている場合が多いです。
・鉄則:データを見るまで、絶対に除外しないようにしましょう。

<設定方法>
手順①:Google広告管理画面左メニュー「キャンペーン:①」を選択、続いて「オーディエンス、キーワード、コンテンツ:②」を選び、「オーディエンス:③」をクリックします。

設定方法①画像

手順②:「ユーザー属性」部分右下の「ユーザー属性を編集」をクリックします。

設定方法②画像

手順③:配信したい属性にチェックをつけて、左下の「ユーザー層を保存」をクリックして完了です。

設定方法③画像

2、アフィニティカテゴリ

ユーザーのライフスタイルや趣味・関心に基づいて広告を配信します。

<主に使える広告>
検索広告、ディスプレイ広告、動画広告、デマンドジェネレーション(旧:ファインド広告)

<こんな方へおすすめ>

■特定の「ライフスタイル」や「価値観」を持つ層にアプローチしたい方
(例:オーガニック食品→「健康志向の強いユーザー」や「環境問題に関心があるユーザー」)

<注意点>

■カテゴリが広すぎないか確認する
広すぎるとターゲティングを設定している意味がなく、広告費を浪費し、成果が悪化する恐れもあります。

(目安)
※大前提として「この数値以上は広すぎる」という絶対的な正解はございません。
キャンペーンの予算や目的、対象地域によって最適な規模は大きく変わるからです。

週の推定インプレッション数 判断の目安
50億回~ 広すぎ・要注意。予算がすぐに溶ける可能性大。
10億~50億回未満 やや広め。潤沢な予算での認知拡大向け。
1000万~数億回 扱いやすい規模感。
1000万回未満 ニッチ。CVRは期待できるが、配信料が少なくなる可能性がある。

(確認方法)
「アフィニティ」の中から選択したもの(例として、スポーツ・フィットネス)にカーソルを持っていくと表示されます。

確認方法①画像

<設定方法>
手順①:Google広告管理画面左メニュー「キャンペーン:①」を選択、続いて「オーディエンス、キーワード、コンテンツ:②」を選び、「オーディエンス:③」をクリックします。

設定方法①画像

手順②:「オーディエンスセグメント」部分右下の「オーディエンスセグメントの編集」をクリックします。

設定方法②画像

手順③:オーディエンスターゲティングを追加したいキャンペーン・広告グループを選択します。

設定方法③画像

手順④ターゲティングかモニタリングかを選択します。
※「ターゲティング」と「モニタリング」の違いについては、本記事の後半で詳しく解説します。

設定方法画④像

→購買意向の強いターゲティングの設定方法はこちら
→カスタムオーディエンスの設定方法はこちら
→リマーケティングの設定方法はこちら

手順⑤:使用するオーディエンスセグメントを選択します。
「検索」タブではおすすめのオーディエンスセグメントが表示されます。

設定方法⑤画像

「閲覧」タブでは、カテゴリの中から「アフィニティ」を選択します。

設定方法⑥画像

手順⑥:配信したいセグメントにチェックを入れ、左下の「保存」をクリックして完了です。

設定方法⑦画像

3、購買意向の強いターゲティング

Google上で類似商品を検索したり、比較サイトを閲覧したりしている「今まさに買おうとしている」ユーザーにアプローチできます。

<主に使える広告>
ディスプレイ広告、動画広告、デマンドジェネレーション広告(旧:ファインド広告)、P-MAX広告
※P-MAX広告の場合、配信対象を「絞り込む」ターゲティングではなく、AIの学習を促すための「シグナル(手がかり)」として機能します。


<こんな方へおすすめ>

■コンバージョンや見込み顧客をすぐにでも獲得したい方
(例:保険代理店が「自動車保険の見積もり」を比較している層にアプローチしたい)

<注意点>

■アフィニティカテゴリとの違い
アフィニティカテゴリ
・・・「なんとなく好きな人」に広くアプローチ。
購買意向の強いオーディエンス・・・「今すぐ欲しい人」に絞ってアプローチ。

■カテゴリの粒度とオーディエンスサイズ
カテゴリの選択は、広すぎると意欲の低い層を含んでしまい、逆に細かすぎると配信量が不足しがちです。ターゲットの広さと精度のバランスを見極めることが重要です。
■このターゲティングだけに依存しない
購買意向の強いユーザー層は強力ですが、リーチできる数には限界があります。リマーケティングやアフィニティといった他の手法と組み合わせ、多角的にアプローチすることが成功の鍵です。

<設定方法>
手順①:左のメニューバーから「キャンペーン」を選択→「オーディエンス、キーワード、コンテンツ:②」を選択→「オーディエンス:③」を選択→最後に「オーディエンスセグメントの編集」をクリックし、対象のキャンペーンと広告グループを選択します。
→詳細は「アフィニティカテゴリ」の「1・2・3・4」の手順と同様

手順②:使用するオーディエンスセグメントを選択します。
「閲覧」タブでは、「購買意向の強いユーザー」をすべてのカテゴリから選択します。

設定方法①画像

手順③:配信したいセグメントにチェックを入れ、左下の「保存」をクリックして完了です。

設定方法②画像

4、カスタムオーディエンス(カスタムセグメント)

キーワード、Webサイト(URL)、アプリなどを自分で指定し、独自のターゲット層を作成できる、最も自由度の高いターゲティング手法です。

主に下記のようなユーザーにアプローチします。
・これらのいずれかの興味/関心や購入意向を持つユーザー
・Googleでこれらのいずれかのキーワードを検索したユーザー

<主に使える広告>
ディスプレイ広告、動画広告、デマンドジェネレーション広告(旧:ファインド広告)、検索広告、P-MAX広告
※P-MAX広告の場合、配信対象を「絞り込む」ターゲティングではなく、AIの学習を促すための「シグナル(手がかり)」として機能します。

<こんな方へおすすめ>

■ニッチな市場や、特定の顧客層を的確に捉えたい方
(例:Googleのカテゴリにない専門的な商材はもちろん、「特定の業界ニュースサイトを読む人」や「特定の思想を持つインフルエンサーをフォローしている人」など、より詳細な人物像「ペルソナ」に絞ってアプローチしたい)
■競合の顧客にアプローチしたい方
(例:競合他社のサービス名で検索したり、競合のサイトを頻繁に訪れたりしているユーザーに、自社サービスを広告でアピールしたい)
■検索行動をディスプレイ広告や動画広告に活用したい方
(例:「沖縄 旅行」と検索したユーザーが、後日ニュースサイトを見ている時に、沖縄のホテルの美しいディスプレイ広告を表示して思い出させたい)

<注意点>

■キーワードやURL・アプリは「AND(かつ)」ではなく「OR(または)」条件
設定したキーワードやURL・アプリは、「すべて」に当てはまる人ではなく、「いずれか1つ」にでも当てはまる人が対象になります。
■URL指定は「そのサイトに広告が出る」という意味ではない
指定したURLは、広告の「掲載場所」を決めるものではなく、「どのような人に広告を見せるか」というオーディエンスを定義するために使われます。

<設定方法>
手順①:左メニュー「ツール」から「共有ライブラリ」→「オーディエンスマネージャー」を選択します。

設定方法①画像

手順②:「カスタムセグメント」タブを選択し、「+」ボタンをクリックします

設定方法②画像

手順③:新しいカスタムオーディエンスセグメントの作成画面が表示されます。任意のセグメント名を入力してください。(例:「テスト(サッカー)」)

設定方法③画像

手順④:セグメントの分け方を以下の2つから選びます。

・これらのいずれかの興味/関心や購入意向を持つユーザー
・Googleでこれらのいずれかのキーワードを検索したユーザー

設定方法④画像

前者は「入力したキーワードに興味・関心・購入意向を持つユーザー」で、後者は「入力したキーワードでGoogle検索を行ったユーザー」です。

手順⑤:キーワードを入力します。例として「サッカー」と入力してみました。

単語を入れると候補が表示されるので、取り扱っている商品・サービスに近いキーワードを選択しましょう。

設定方法⑤画像

キーワードは、このように複数選択することも可能です。※複数選択した場合、OR条件となります。

設定方法⑥画像

また、左下の「特定の種類のウェブサイトを閲覧するユーザー」「特定の種類のアプリを使用するユーザー」をクリックすることで、WebサイトのURL入力やアプリ選択が可能になります。

設定方法⑥画像

手順⑥:右下の「保存」をクリックすることでカスタムセグメントが完成します。

設定方法⑦画像

手順⑦:カスタムオーディエンス作成後、左のメニューバーから「キャンペーン」を選択→「オーディエンス、キーワード、コンテンツ:②」を選択→「オーディエンス:③」を選択→最後に「オーディエンスセグメントの編集」をクリックし、対象のキャンペーンと広告グループを選択します。
→詳細は「アフィニティカテゴリ」の「1・2・3・4」の手順と同様

手順⑧「閲覧」タブから「選択したカスタムオーディエンスセグメント(カスタムセグメント)」をクリックします。

設定方法⑦画像

手順⑨:作成したカスタムセグメントが表示されるので、チェックを入れ、左下の「保存」を押して完了です。

設定方法⑧画像

5、リマーケティング

「商品をカートに入れたけど購入しなかった人」「料金ページを見た人」など、既に自社に興味を持っているユーザーを追いかけてアプローチします。非常に費用対効果の高い手法です。

<主に使える広告>
ディスプレイ広告、動画広告、デマンドジェネレーション広告(旧:ファインド広告)、検索広告、P-MAX広告
※P-MAX広告の場合、配信対象を「絞り込む」ターゲティングではなく、AIの学習を促すための「シグナル(手がかり)」として機能します。

<こんな方へおすすめ>

■コンバージョン率を改善したい全ての方
(例:料金ページを見たけれど問い合わせしなかった人に、キャンペーン情報を案内する)
■購入済みの顧客に再アプローチしたい方
(例:商品Aを購入した人に、関連商品Bや消耗品の広告を表示する)
■検討期間が長い商材を扱う場合
(住宅、車、BtoBツールなど、ユーザーが購入を決めるまでに時間がかかる商材で、自社のことを忘れられないように定期的に広告を表示する)

<設定方法>
ここではリマーケティングリストの作成方法とリストの設定方法を解説します。

手順①:Google広告管理画面左メニューの「ツール」から「共有ライブラリ」→「オーディエンスマネージャー」を選択します。

設定方法①画像

手順②:「データセグメント」タブを選択し、「+」をクリックします。

設定方法①画像

手順③「ウェブサイトを訪れたユーザー」をクリックします。

設定方法②画像

手順④:オーディエンスセグメントの作成画面が表示されます。各項目、入力・選択をしましょう。

設定方法②画像

・「セグメント名」では任意のセグメント名を入力してください。(例:「Webサイト訪問ユーザー」)
・「セグメントのメンバー」でユーザーの行動を指定できます。必要に応じて変更してください。
・「訪問したページ」には、タグを設置したWebサイトのURLを入力してください。

<「訪問したページ」欄のルール編集について>
URLの追加や、どのようにユーザーを絞り込むかといった詳細な条件の設定が可能です。
組み合わせ次第では以下のようなユーザーの絞り込みもできます。

・TOPページは見たが、採用ページは見ていないユーザー
・広告から商品ページを閲覧したが、他のページは一切見ていないユーザー
・TOPページ、商品ページ、採用ページを閲覧したユーザー など

広告の配信状況に応じて、効果的なオーディエンスセグメントを作成しましょう。

手順⑤:入力が完了したら、左下の「セグメントを作成」をクリックします。

設定方法③画像

手順⑥:左のメニューバーから「キャンペーン」を選択→「オーディエンス、キーワード、コンテンツ:②」を選択→「オーディエンス:③」を選択→最後に「オーディエンスセグメントの編集」をクリックし、対象のキャンペーンと広告グループを選択します。
→詳細は「アフィニティカテゴリ」の「1・2・3・4」の手順と同様

手順⑦「閲覧」タブで「ユーザーがお客様のビジネスを利用した方法(選択したデータと類似セグメント)」をクリックします。

設定方法画④像

手順⑧「ウェブサイトを訪れたユーザー」をクリックすると、先ほど作成したリストが表示されるので、チェックを入れます。

設定方法⑤画像

手順⑨:左下の「保存」をクリックして完了です。

設定方法⑥画像

6、類似ユーザー

リマーケティングリストや顧客リストのユーザーと、行動が似ている新しいユーザーに広告を配信します。

<主に使える広告>
ディスプレイ広告、動画広告、検索広告、デマンドジェネレーション広告(旧:ファインド広告)、P-MAX広告
※P-MAX広告の場合、配信対象を「絞り込む」ターゲティングではなく、AIの学習を促すための「シグナル(手がかり)」として機能します。


<こんな方へおすすめ>

■効率的に新規顧客を開拓したい方
やみくもにターゲティングを広げるのではなく、「優良顧客と似た人」というデータに基づいた確度の高い層にアプローチしたい。
■リマーケティングの配信量が頭打ちになった方
リマーケティングで獲得できる顧客数には限りがあるため、その外にいる有望なユーザーにリーチを拡大したい。
■新しい市場や顧客層を見つけたい方
自分たちでは気づかなかった、新たな顧客層を発見するきっかけが欲しい。

<注意点>

■元となる「ソースリスト」の質が最も重要です。
「購入完了者リスト」や「LTVの高い顧客リスト」など、質の高い顧客リストを元に作成することで、類似セグメントの精度は格段に上がります。

<設定方法>
類似ユーザーのリスト(セグメント)は、オリジナルのオーディエンスセグメントを作成することで、自動的に作成されます。

類似ユーザーのリストが作成される主な条件は以下の通りです。

・基となるリスト(データセグメント)に100人以上のユーザーが登録されている。
・セグメントにユーザーが追加されてからの一定時間が経過している。
・リストが共有されておらず、自分のアカウントで所有されている。 など

作成された類似ユーザーリストは元のデータの変化にともなって自動的に更新されます。

ここでは類似ユーザーリストの設定方法を解説します。

手順①:左のメニューバーから「キャンペーン」を選択→「オーディエンス、キーワード、コンテンツ:②」を選択→「オーディエンス:③」を選択→最後に「オーディエンスセグメントの編集」をクリックし、対象のキャンペーンと広告グループを選択します。
→詳細は「アフィニティカテゴリ」の「1・2・3・4」の手順と同様

手順②「閲覧」タブで「ユーザーがお客様のビジネスを利用した方法(選択したデータと類似セグメント)」をクリックします。

設定方法①画像

手順③:任意の類似ユーザーリストを選択して、左下の「保存」をクリックして完了です。

7、アプリ

この機能は「特定のアプリの中に広告を出す」ものではありません。

「指定したアプリを利用している、または利用したことがある人」をターゲットとして、その人がWebサイトの閲覧中やYouTubeの視聴中など、別の場所で広告に接触する仕組みです。

<主に使える広告>
ディスプレイ広告、動画広告(YouTube広告)、デマンドジェネレーション

<こんな方へおすすめ>

■特定の興味・関心を持つユーザーに、ピンポイントで広告を届けたい方
(例:レシピアプリの利用者に、こだわりの調理器具や高級食材の広告を見せる)
■特定のアプリのユーザー層がターゲットと合致する場合
(例:家計簿アプリの利用者に、金融サービスやクレジットカードの広告を表示する)

<注意点>

■必ずしも100%の利用者を網羅しているわけではない
この機能は、Googleの様々なデータから「指定アプリを利用している傾向が強い」と判断されたユーザーの集まりです。プライバシー保護の観点もあり、全ての利用者を捕捉できるわけではありません。
■配信ボリュームが想定より少なくなる可能性
対象ユーザーが少ないアプリを選ぶと、広告の配信量が伸びないことがあります

<設定方法>
手順①:Google広告管理画面左メニューの「オーディエンス」をクリックします。

設定方法①画像

手順②:「オーディエンスセグメント」部分右下の「オーディエンスセグメントの編集」をクリックします。

設定方法②画像

手順③:次に「カスタムセグメント」をクリックします。

設定方法③画像

手順④:セグメント名を記載し、「特定の種類のアプリを使用するユーザー」を選択します。

設定方法④画像

手順⑤:ここで選択したいアプリ名を入力することで、対象のアプリのアイコンと名前が表示され選択できます。選択後、右下の保存ボタンで保存ができます。

設定方法⑤画像

配信面を指定するターゲティング3つ

次に、「どこに」広告を出すかを決めるターゲティングです。
主に「ディスプレイ広告と動画広告」で使われる手法で、「検索広告」では利用できません。

1、トピック

<主に使える広告>
ディスプレイ広告、動画広告

<こんな方へおすすめ>

■関連性の高い場所に広く広告を出したい方
(例:キャンプ用品のECサイトが、「アウトドア」や「趣味」というトピックのサイトに広告を出したい)
■一つ一つのサイトを選ぶのが大変な方
(例:手動でサイトをリストアップする手間をかけずに、特定の業界のサイト群に効率よく広告を配信したい)

<注意点>

■カテゴリの広さ
「ニュース」などの大きなカテゴリを選ぶと、多種多様なサイトに配信されるため、ターゲットが曖昧になる可能性があります。

<設定方法>
手順①:Google広告管理画面左メニュー「キャンペーン」をクリックして、コンテンツをクリックします。次に、「コンテンツを編集する」を選択します。
※「もっと見る」欄に格納されている場合もあります。

設定方法①画像

手順②:トピックターゲティングを設定したい広告グループを選択します。

設定方法②画像

手順③:トピック選択画面が表示されます。ターゲティングかモニタリングかを選択してください。
※「ターゲティング」と「モニタリング」の違いについては、本記事の後半で詳しく解説します。

設定方法③画像

手順④:ターゲティングしたいトピックにチェックを入れ、左下の「保存」をクリックして完了です。

設定方法④画像

2、プレースメント

「このサイトに広告を出したい」「あのYouTuberのチャンネルに表示させたい」というように、配信先をピンポイントで指定できます。

<主に使える広告>
ディスプレイ広告、動画広告

<こんな方へおすすめ>

■広告を掲載したい場所が明確な方
(例:「この有名ニュースサイトだけに広告を出したい」)
ブランドの安全性を重視する方
(例:自社のブランドイメージに合わないサイトには絶対に広告を出したくない場合に、許可したサイトだけに配信する)
競合の顧客が集まる場所を狙いたい方
(例:競合他社がよく取り上げられている業界メディアや、競合のYouTubeチャンネルを指定して広告を配信したい)

<注意点>

■配信量が限定される
指定した場所にしか広告が出ないため、全体の表示回数はかなり少なくなります。
指定したサイトがGoogleのネットワークに非加盟の場合
広告を配信したいサイトがGoogle広告のパートナー(Google AdSenseなど)でない場合、指定しても広告は表示されません。
■リストの管理が必要
サイトの閉鎖やURL変更などがあるため、定期的なリストの見直しが必要です。

<設定方法>
手順①:Google広告管理画面左メニュー「キャンペーン」をクリックして、コンテンツをクリックします。次に、「コンテンツを編集する」を選択します。
※「もっと見る」欄に格納されている場合もあります。

設定方法①画像

手順②:プレースメントを設定したい広告グループを選択します。

設定方法②画像

手順③:プレースメント設定画面が表示されます。ターゲティングかモニタリングかを選択してください。
※「ターゲティング」と「モニタリング」の違いについては、本記事の後半で詳しく解説します。

設定方法③画像

手順④:プレースメントに関して、以下から選択または入力を行い、設定してください。

・ウェブサイト
・YouTubeチャンネル
・YouTube動画
・アプリ
・アプリのカテゴリ

プレースメントは複数設定することも可能です。※複数設定した場合、OR条件となります(設定したすべてのプレースメントに広告が配信されます)

設定方法④画像

手順⑤:左下の「保存」をクリックすると設定が完了します。

設定方法⑤画像

3、コンテンツ

指定したキーワードと関連性の高いコンテンツを持つWebページに広告を配信します。

例えば「軟式テニス シューズ」を売りたい場合、「ソフトテニス」「テニスシューズ おすすめ」などのキーワードを設定すると、それらのキーワードが含まれるブログ記事やニュースサイトに広告が表示されます。

<主に使える広告>
ディスプレイ広告、動画広告

<こんな人におすすめ>

トピックよりも、さらに具体的に絞り込みたい方
トピック「スポーツ」だと広すぎるので、「マラソン シューズ おすすめ」というキーワードが含まれる記事だけに広告を出したい。
■時事性の高いテーマやニッチなテーマを狙いたい方
新発売の映画のレビュー記事や、特定のイベントに関するニュース記事にタイミングよく広告を表示したい。

<注意点>

■検索広告のキーワードとは全くの別物!
これは非常に重要な注意点です。検索広告は「ユーザーが検索窓に入力したキーワード」を狙いますが、コンテンツキーワードは「Webページの文章に含まれるキーワード」を狙います。目的も仕組みも全く異なります。
■文脈との関連性
キーワードが含まれていても、ページの文脈が意図と合わない場合もあります。(例:「〇〇(商品名)は最悪」というネガティブな記事に広告が表示されてしまう可能性)

<設定方法>
手順①:Google広告管理画面左メニュー「キャンペーン」をクリックして、コンテンツをクリックします。次に、「コンテンツを編集する」を選択します。
※「もっと見る」欄に格納されている場合もあります。

設定方法①画像

手順②:キーワードを設定したい広告グループを選択します。

設定方法②画像

手順③:キーワードを入力します。キーワードは複数入力することも可能です。
※複数設定した場合、OR条件となります(設定したすべてのキーワードに関連するWebページ、アプリ・動画に広告が配信されます)

設定方法②画像

「キーワードの候補を取得」では、取り扱っている商品・サービスの名称や、商品・サービスに関連するWebサイトのURLを入力することでキーワードの候補を確認できます。

手順④:キーワードの入力が終わったら、左下の「保存」をクリックして完了です。

設定方法③画像

その他のターゲティング3つ

最後に、配信のタイミングや場所、環境を絞り込むターゲティングです。

曜日・時間帯ターゲティング

広告を配信する曜日や時間帯を15分刻みで設定できます。
BtoBサービスなら平日のビジネスタイムに、飲食店ならランチやディナータイムに合わせて配信を強化するなど、ターゲットの活動時間に合わせて効果を高められます。

<主に使える広告>
検索広告、ディスプレイ広告、動画広告、ショッピング広告、P-MAX広告、デマンドジェネレーション(旧:ファインド広告)、アプリ広告。
※P-MAX広告の場合、配信対象を「絞り込む」ターゲティングではなく、AIの学習を促すための「シグナル(手がかり)」として機能します。

<こんな方へおすすめ>

■店舗や会社の営業時間が決まっている方
(例:平日の営業時間内だけ、問い合わせを促す広告を表示したい)
■サービスが良く利用される時間帯が明確な方
(例:フードデリバリーサービスが、夕食どきの18:00〜20:00の広告表示を強化したい)
■データに基づき広告を効率化したい方

(例:レポートを分析した結果、コンバージョンが水曜日の午後に集中していることが分かったため、その時間帯の入札単価を引き上げて成果を最大化したい)

<注意点>

■思い込みで判断しない
「うちは平日しか売れないだろう」と決めつけて土日を停止すると、機会損失になる可能性があります。
まずは24時間/週7日で配信してみて、実際のデータに基づいて配信時間を調整するのが基本です。
■タイムゾーンの確認
広告の時間は、Google広告アカウントで設定したタイムゾーンに基づきます。
海外向けに広告を出す場合は、現地の時間とずれていないか注意が必要です。

<設定方法>
手順①:Google広告管理画面左メニュー「広告のスケジュール」をクリックします。
※「もっと見る」欄に格納されている場合もあります

設定方法①画像

手順②:左上の鉛筆マークをクリックすると、キャンペーン選択画面が表示されます。
曜日・時間帯を設定したいキャンペーンを選択します。

設定方法②画像
設定方法③画像

手順③:広告を配信したい曜日・時間帯を設定します。

設定方法④画像

曜日を単独で指定できるほか、「月曜日~金曜日」(平日)、「土曜日~日曜日」(土日)といった選択肢もあります。

時間帯は0:00~23:45まで15分刻みで選択可能です。

ここでは例として「すべての曜日」「0:00から0:00」としました。

手順④:左下の「保存」をクリックして設定完了です。

設定方法⑤画像

地域ターゲティング

国、都道府県、市区町村といった単位から、「特定の地点から半径〇km以内」という範囲指定まで、柔軟な設定が可能です。

<主に使える広告>
検索広告、ディスプレイ広告、動画広告、ショッピング広告、P-MAX広告、デマンドジェネレーション(旧:ファインド広告)、アプリ広告。
※P-MAX広告の場合、配信対象を「絞り込む」ターゲティングではなく、AIの学習を促すための「シグナル(手がかり)」として機能します。

<こんな方へおすすめ>

■実店舗を持つローカルビジネスの方
(例:渋谷の美容室が、「渋谷駅から半径3km以内」にいる人に広告を表示したい)
■ECサイトやサービスの提供エリアが決まっている方
(例:配送可能地域が関東地方のみのネットショップ)
■特定の地域のイベントやセールを告知したい方
(例:「大阪梅田店限定セール!」といった広告を、大阪府にいる人にだけ表示したい)

<注意点>
■ターゲット設定のオプションを理解する
地域設定には、少し分かりにくい詳細オプションがあります。

●所在地や興味(推奨)
指定地域に「いる人」だけでなく、その地域に「興味を示した人(例:東京から「大阪 ランチ」と検索した人)」にも広告が出ます。

所在地
指定地域に「いる人」だけに広告が出ます。店舗集客が目的の場合は、こちらを選ぶのがおすすめです。

■「除外」設定も活用する
配信したい地域を指定するだけでなく、「配信したくない地域」を除外することも重要です。
これにより、無駄な広告費を削減できます。

<設定方法>
手順①:Google広告管理画面左メニュー「キャンペーン」→「地域」をクリックします。

設定方法①画像

手順②:左上の鉛筆マークをクリックし、地域を設定したいキャンペーンを選択します。

設定方法②画像

手順③:地域選択画面が表示されます。「地域」「範囲」から選択することが可能です。

「地域」の場合は、地域名を入力すると候補が表示されるため、配信したい地域を選択してください。

設定方法③画像

「範囲」は、「指定した場所から半径○km」という形で広告配信地域を限定できます。
ここでは例として「東京都庁から半径20km」としました。

設定方法④画像

地域または範囲を選択したら、左下の「保存」をクリックして設定完了です。

設定方法⑤画像

デバイスターゲティング

パソコン、スマートフォン、タブレット、テレビ画面など、ユーザーが使用しているデバイスを指定して配信します。

<主に使える広告>
ほぼ全ての広告(P-MAXは自動最適化)

<こんな方へおすすめ>
■スマホアプリの広告や、モバイル向けのサイトを訴求したい場合
■BtoBサービスなど、PCでの閲覧がメインとなる商材を扱う場合

<設定方法>
手順①:Google広告管理画面左メニュー「キャンペーン」をクリックし、「広告が表示された日次と場所」をクリックします。

設定方法①画像

手順②:調整したいデバイスの「入札単価調整比」欄にカーソルを合わせ、鉛筆マークをクリックします。

設定方法②画像

手順③:デバイスごとの入札単価を調整できます。

設定方法③画像

・引き上げ
そのデバイスへの入札を強める≒広告が配信されやすくなる
・引き下げ
そのデバイスへの入札を弱める≒広告が配信されにくくなる

数値を入力すると「入札単価¥10は¥○になります」など、例が表示されます。

「引き下げ」を「100%」にすると入札単価が0円となり、そのデバイスには広告が配信されなくなります。

例えば、「パソコンへは配信しない設定にしたい」という場合は、パソコンの入札単価調整比を「引き下げ」「100%」に設定しましょう。

設定が終わったら、「保存」をクリックして完了です。

設定方法④画像

※一部のキャンペーン(ディスプレイキャンペーンなど)ではGoogle広告管理画面左メニュー「設定」→「その他の設定」→「デバイス」で、デバイスへの配信有無を設定できます。

この場合、Android・iOSなどのデバイスやWi-Fiなどネットワークへの配信有無も設定可能です。

「ターゲティング」と「モニタリング」の違い

どのような違いがあるかというと、「ターゲティング」は広告の配信対象を「限定する(絞り込む)」こと、「モニタリング」とは配信対象を「限定せず特定層のデータを集め分析する」という違いがあります。

ターゲティング

広告の配信対象 目的
設定したターゲティングに配信。 配信対象を絞り、広告効果を高める。

(例)
下記、ターゲティングで広告を配信している場合、
「男性」+「購買意向が強いターゲティング」

購買意向が強い男性「のみに」広告を配信します。

モニタリング

広告の配信対象 目的
配信対象は絞り込まず、既存の対象のみ。 広告費を増やさず、分析できるデータ量を増やす。

(例)
下記、モニタリングで広告を配信している場合、
「男性」+「購買意向が強いターゲティング」

購買意向が強い男性「以外にも」広告を配信します。

■モニタリングを選択する意味
今の広告配信のターゲティングを変えずに「別のターゲット層」をノーリスクで検証するための機能です。
得られるメリットは、主に以下の2点です。

機会損失のリスク回避
→ 配信を絞り込まないため、「実は成果が高かった」という隠れた優良顧客を見逃すことがありません。
データに基づく次の一手の発見
→ 今の成果は守りつつ、新しいオーディエンスの可能性を安全にデータで確認し、次の戦略を立てることができます。

ターゲティングを設定するときの注意事項

最後に、ターゲティングを設定する上で必ず知っておくべき注意点を2つお伝えします。

①機会損失を恐れてターゲティングを広めに設定するのが逆に危険!

機会損失を恐れて、最初からターゲットを広く設定するのは、特に予算が限られている場合には悪手です。

最も確度の高い、最小限のターゲットに集中することが、成果への一番の近道です。
その理由は以下の通りです。

・初期の無駄な広告費を抑制できる。
・最速で「勝ちパターン」を確立できる。
・成果が出た後、データに基づき着実に拡大できる。

闇雲に網を広げるのではなく、確かな足場を築いてから、次のステップに進みましょう。

②オーディエンスデータはGoogleによる「推定」

そのため、100%正確ではないことを理解しておく必要があります。
特にWeb上での行動が少ないユーザーは、データが不正確になる傾向があります。

「推定」であることを前提に、あくまで「傾向」を掴むためのデータとして活用しましょう。

まとめ

今回は、Google広告のターゲティングについて、全13種類の手法を網羅的に解説しました。

ユーザー指定(7種):誰に届けるか(年齢、興味、リマーケティングなど)
配信面指定(3種):どこに出すか(トピック、サイト指定など)
その他(3種):いつ、どこで、どの機器で出すか

たくさんの種類があって難しく感じるかもしれませんが、一つ一つの役割はシンプルです。
そして、配信結果を分析し、少しずつ改善を繰り返していくことが成果への一番の近道です。

この記事が、あなたのGoogle広告運用の第一歩を力強く後押しできれば幸いです!

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Writer

松岡 和哉 記事一覧

新卒で入社後、広告運用、LPの企画・制作、SNS運用まで幅広く経験してまいりました。

集客(広告)、成約(LP)、ファン化(SNS)と、施策を横断した多角的な視点を大切にし、お客様のビジネス成果を最大化するご提案を心がけています。

会社のX(旧Twitter)も担当しております。お気軽にフォローいただけますと幸いです。

@egao_inochi

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