Googleデマンドジェネレーションキャンペーン(ファインド広告)とは?特徴や注意点を解説

  • 2019.7.2
  • 2024.2.27
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この記事では、Google Marketing Live 2019で発表されたGoogle広告の新機能「ファインド広告(英名:Discovery Ads)」について詳しくご紹介します。

ファインド広告は、GmailやYoutubeなどGoogleサービスの中でも利用者数が非常に多い範囲に配信することができる広告です。

さらに、ユーザーの興味や関心に基づいて、認知から獲得まで、さまざまな目的に活用することができるため、さまざまな商品・サービスで利用することが可能です。

また、2023年10月よりファインド広告からデマンドジェネレーションキャンペーンにアップグレードされました。アップグレードされたことによってどんな機能が追加されたのか、ファインド広告の特徴と比較しつつ解説していきます。

Googleのファインド広告とは?

ファインド広告とは、Google検索窓の下に表示される「ディスカバー フィード(Discover Feed)」やYouTubeのホーム画面で動画と動画の間に広告が表示できる広告のことです。

ファインド広告はこのようにフィード間で表示されるため、自然と広告が目に入り興味関心を持ってもらいやすい広告フォーマットです。

機械学習によりアセットに登録した広告の中からよりユーザーが関心を示しやすい広告が表示され、自然にユーザーの行動が促しやすい形式です。

デマンドジェネレーションキャンペーンとは?

ファインド広告の後継と言われているGoogle広告の配信手法で、Yotubeのショート動画面やGoogleアプリ、Gmailといった1つのキャンペーンでGoogleの各サービスに配信ができるキャンペーンです。

ファインド広告との違い

デマンドジェネレーションキャンペーンとファインド広告の違いは下記の図のとおりです。

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大きな変更点は、Youtubeショート、インストリームという動画面への配信が可能になったことです。動画クリエイティブの配信が可能になったことでユーザーに広告を見てもらう時間が長くなったという特徴があります。

デマンドジェネレーションキャンペーンで配信可能になった面

スマホへの配信面に「Youtubeショート」、PC・スマホ両方の配信面に「インストリーム広告」が追加されます。
キャプチャのように広告プレビューで確認し、動画が画角内に収まっているか確認しましょう。

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デマンドジェネレーションキャンペーンで追加された配信方法の設定について

キャンペーン選択で「デマンドジェネレーションキャンペーン」を選択→広告グループで必要項目を記載→広告で「動画広告」を選択すると設定ができるのと、プレビューで実際に配信される状態を確認できます。

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デマンドジェネレーションキャンペーンを使用するメリット

スマホユーザーからの顧客獲得を増やせる

デマンドジェネレーションキャンペーンでは、従来のファインド広告に動画配信が追加されます。加えて配信面では、YoutubeショートやYoutubeインストリーム広告面へ配信がで切るようになったことで、利用者増加かつ新しい顧客になりうる縦型広告への配信ができるようになります。

「類似セグメント」で、ユーザーのアクションに合わせてターゲティングが可能

顧客データとGoogleが把握しているユーザーの購入履歴、Youtubeの利用状況、ウェブ上でのフォームアクションや閲覧行動を基に類似セグメントを作成し、ターゲティングが可能になります。

認知目的での配信が期待できる

デマンドジェネレーションキャンペーンからファインドキャンペーンになかった入札戦略「クリック数の最大化」が追加されました。これにより、流入目的での配信が可能となり、自社商品・サービスの認知拡大やブランディング目的での配信が可能となりました。

デマンドジェネレーションキャンペーンを使用するときの注意点

コンバージョンが少ないと最適化がうまくかからない可能性がある

デマンドジェネレーションキャンペーンは、アカウントに蓄積されたコンバージョンデータを参考に機械学習が行われます。既存のファインド広告でコンバージョンデータが少ない場合は機械学習が正常に働かない可能性がありますので、コンバージョンポイントのハードルを下げることで、安定してコンバージョンが獲得出来るようにするのがオススメです。

動画クリエイティブはセーフゾーンを意識して作成する

動画がYoutubeショートに配信される場合、高評価・低評価、コメントのボタンの場所と重複しないように注意しましょう。動画クリエイティブのセーフゾーンは下記の通りです。

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引用:Google広告ヘルプ「デマンド ジェネレーション キャンペーンのアセットの仕様とベスト プラクティス」

今後のスケジュール

◯2023年11月

ファインドキャンペーンは自動的にデマンドジェネレーションキャンペーンにアップグレードされます。また、アップグレード完了後には下記のようにキャンペーン作成画面から選択できるようになります。

FBdemannd2

◯2024年1月~

2024年1~3月で全てのファインド広告が自動的にデマンドジェネレーションキャンペーンにアップグレードされます。

ファインド広告(デマンドジェネレーションキャンペーン)で成果を出すためのポイント

機械学習を促進するために予算をあてる

Google広告の最適化ガイドでは、機械学習を促進するために必要なデータ(コンバージョン50件程度)が得られるまでは極力キャンペーンに変更を加えないことが推奨されています。
可能であれば、目標コンバージョン単価の10倍以上の予算を確保しておくと良いでしょう。

1 日の平均予算として十分な金額が設定されていることを確認し、学習期間(少なくとも 50 件のコンバージョンが発生するまで待つ)に充てる時間を確保してから、キャンペーンに変更を加えましょう。

理由: 50 件以上のコンバージョンを達成している広告グループの方が成果が向上する傾向があります。このため、効率性を高めるには、コンバージョン数の最大化を目標にする必要があります。

ユーザーがスクロールする手を止めるような印象的な画像を使う

すでに高い成果を出している画像を再利用することで、キャンペーンの作成にかかる時間を節約しながら、Google と YouTube の没入型コンテンツ全体でブランドと商品のストーリーをシームレスに展開できます。

また高画質かつ高解像度の画像を使用することで、ブランドの信頼度を高め、商品やサービスについてより説得力のあるストーリーを伝えることができると同時に、ユーザーに行動を促すことができます。

適切なオーディエンスを増やす

他のキャンペーンで高い成果を出している(コンバージョンを達成する見込みの高い)オーディエンスを積極的にターゲティングしましょう。現在のオーディエンスに類似したより多くのユーザーにリーチできるようになり、全体的なパフォーマンスを向上させることができます。

まとめ

ファインド広告(デマンドジェネレーションキャンペーン)は、Googleのサービスの中でも利用者数が非常に多い範囲に配信することができます。さらに、ユーザーの興味や関心に基づいて、認知から獲得まで、さまざまな目的に活用することができるため、さまざまな商品・サービスで利用することが可能です。

もし、GoogleやYahoo!のディスプレイ広告で成果が伸び悩んでいたり、拡大施策を検討している場合は、ぜひ試してみてください。

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山屋 竜之介

デジタルアスリート入社後、半年間、リスティング広告を始めとした10種類以上の広告媒体の知識を学び、運用を実施。業界問わず様々な案件の効果改善に努める。 その後大手広告代理店にて、テレビ局などのクライアントを対象とした案件にて広告運用を実施。自社と他社での広告運用経験を活かし、現在は主に自社サイトやメディアの管理、記事作成などのコンテンツ制作を担当している。

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