Googleレスポンシブ広告を徹底解説

検索広告が頭打ちになってきた、ディスプレイ配信はどうなの?と思われている運用担当の皆様へ
GDNでの広告配信はレスポンシブ広告を理解することができれば、後はどんな面や人へ出したいかを考える事へ集中することができます。
本記事では絶対使いこなして欲しいレスポンシブ広告について解説していきます!

レスポンシブ広告とは?

レスポンシブ広告とは2016年の7月29日よりリリースされた、Google広告におけるデイスプレイ広告の配信手法の1つです。
(以下、GDN表記)

スマートフォンの普及に伴いまして、PCやウェアラブル端末といったあらゆる広告の配信面に対して広告配信が行えるようにGoogleが用意した広告フォーマットです。

画像や広告テキスト、リンク先URL、ビジネス名などの複数の情報を集約し1つにまとめたもの配信します。
これらの塊をアセットと称します。

アセットを設定する事でGoogle広告における様々なパートナーサイトやアプリケーションへの広告配信が行えます。

レスポンシブ広告の登場以前のディスプレイ配信では主にテキスト広告とバナー広告といった配信手法が一般的でした。
バナー広告は「〇〇×〇〇」といったサイズ毎の広告を設定する必要があったため、広告入稿前の段階でバナー画像の制作や調整などがあり、配信に工数がかかっていました。

レスポンシブ広告は正に1つのアセットであらゆる配信の面に手軽に広告出稿が行える機能的なGDN広告という事が言えます。

レスポンシブ広告の進化

そんなレスポンシブ広告も実はリリースされて約2年後の2018年9月にて大幅なアップデートが加わります。

その名は、レスポンシブディスプレイ広告です。

レスポンシブディスプレイ広告とは

正真正銘のレスポンシブ広告のアップデート版という位置づけとなり、従来のレスポンシブ広告よりも高度な設定が行える点が最大の魅力です。

今後、レスポンシブディスプレイ広告はGDN配信においてのスタンダードな広告の配信手法へと移り変わり、遅かれ早かれGoogle広告を利用される方は触れることになって来る形になります。

前提としてGoogle社が公式で「全ての広告主様に機械学習を」という概念の元生み出された次世代の広告配信プラットフォームになります。

複数のアセットをGoogleが自動で配信を行ってくれる

レスポンシブ広告時代には1つのアセットで画像を調整した最適な配信が可能という魅力がありました。

レスポンシブディスプレイ広告では、複数のアセットをGoogleが自動で配信を行ってくれるという魅力があります。

従来であればABテストのルールに則り、画像や広告文章に関しては2パターンでの出稿が一般的でしたが、複数アセットの登録が可能になった事で画像や広告文言を複数入れる事が可能となっています。

本来であれば2ヶ月~かかる配信テストが1ヶ月ほどである程度の判断ができるようになったのは便利だという事が言えます。

レスポンシブディスプレイ広告の入稿使用

レスポンシブディスプレイ広告がGDN配信の新たなフォーマットになる事は冒頭で紹介しました。

それでは、挿入することのできる内容について解説します。

見出し

短い広告見出し…1~5個まで
(全角 15 文字、半角 30 文字以下)
長い広告見出し…1個
(全角 45 文字、半角 90 文字以下))

説明文

説明文…1~5個
半角 90 文字(全角 45 文字)

※説明文は掲載先の広告枠により、表記のされ方が異なります。
表示しきれない場合は末尾に末尾に省略記号(…)が示されるという仕組みです。

画像

300×300…1~15個
1200×628…1~15個

ロゴ

1個※省略可能※

その他

・会社名
・遷移先URL
・行動を促すフレーズ

【行動を促すフレーズ】
今すぐ適用/今すぐ予約/お問い合わせ
ダウンロード/詳細/インストール/サイトを見る
今すぐ購入/お申し込み/お見積もり/登録

 
※行動を促すフレーズに関しての設定は任意となります。
デフォルトでは(自動)にて設定をされていますが、自社ビジネスと親和性の高いものを選択する事で、クリックを促せる可能性が上がるかもしれません。

例…サプリメントの通販⇒今直ぐ購入
例…資料のダウンロード促進⇒登録

悪い例…整体や歯科医院⇒インストール
悪い例…オプトイン商材⇒今直ぐ購入

細かな配慮にも目を配りたい所です。

レスポンシブディスプレイ広告の主な特徴

レスポンシブ広告では主に画像とテキストのみの広告の構成となっていました。
ですが、レスポンシブディスプレイ広告では、動画の配信も同アセット内に追加が可能です。

但し、「動画」だからといって好き勝手に登録が行えるわけでもなく、下記の条件を満たして設定ができます。

・You Tubeにアップロードされている動画を利用できる
・動画のアスペクト比は…16:9 1:1 9:16が基本となっています。
・動画の長さは30秒以下

※アスペクト比とは…画面比率を指します。

また、これらの条件を満たした広告に関しては同一のアセット内に5つまで登録が可能です。

動画広告といえば、今まではYou Tubeを利用したTrueView広告などが一般的でしたが、レスポンシブディスプレイ広告にて今までよりも多くの掲載箇所へ動画広告の配信が行えることになります。

動画広告の市場はWeb広告の世界でも年々増加傾向にあり、今後も重視される配信手法になりますのでいち早く入稿や広告の効果検証を進めるのがおすすめです。

とはいえ、まずは従来の画像やテキストのみの配信でも広告設定は可能ですので、急がずとも質の高い動画コンテンツが出来上がってから攻めるのも手です。

また自動化の配信を促している関係上で、広告を挿入する段階である程度の成果テストを追うことができます。
 

上記の画像はレスポンシブディスプレイ広告を制作する際の画面ですが、画面赤枠のキャプチャ箇所を見ますと、広告の有用性と書かれている項目があります。

これは現在登録している広告見出しや説明文の有用性を測る指標で、円グラフでわかりやすく表記されるので視認性が高い機能です。

評価の軸はその他の見出しなどで判断され、個々の登録内容がオリジナリティが強いほど有益と判断されます。

登録枠を埋めるために似たような文言を入れてしまっては配信の成果が悪くなる可能性があります。

そもそもディスプレイ広告の掲載のされ方って?という方はこちら↓

ディスプレイ広告とはディスプレイ広告とは、Webサイトやアプリケーション上にある広告枠へ表示される広告を指します。例えばまとめサイトを見ている時に、スクロールす...

また動画広告やディスプレイ広告はyahoo!でも掲載が可能です。気になった方はこちら↓

Yahoo!ディスプレイアドネットワーク(YDN)とはYDNとは「Yahoo!ディスプレイアドネットワーク」の略称です。Yahoo!プロモーション広告のサービスの一部でYahoo!、Yahoo!...

また複数パターンでの広告入稿となりますので、成果の判断が難しく思われるかもしれないですが、実は登録している内容に沿って組み合わせパターンを一望できる機能があります。

現状どの組み合わせがコンバージョンやクリック率が高いのかまで追う機能はないのですが、表示回数である程度の成果を追うことが可能です。

より表示回数の多い組み合わせは配信が最適化されて、多く広告露出がされていると判断ができますので、表示回数の多い画像や文言を残し運用を進めます。

レスポンシブディスプレイ広告のメリット

レスポンシブディスプレイ広告に関しては、今直ぐ導入を行うメリットは複数あります。

広告の最適化

冒頭から述べています通り、レスポンシブディスプレイ広告は複数の広告の内容を設定ができます。
一度アセットの設定をしてしまえば、自動で組み合わせを見出してくれるのは魅力的です。

幅広いリサーチ

複数画像や動画が投稿できる関係上で、幅の広い配信面をカバーする事が可能です。

時間の節約

広告作成は比較的に手間がかからないにも関わらず、テストが素早く回せるなどの時短に繋がります。
工数を減らしつつ、レポーティングやクリエイティブテストへより時間を割くことが可能です。

レスポンシブ広告の設定方法

レスポンシブディスプレイ広告に関しては、「ディスプレイ広告」より「+」マークから追記が可能です。
※現状では「レスポンシブディスプレイ広告」のみ表記されますので迷うことなく、設定が可能です。
 

選択後は該当のキャンペーンや広告グループを選択すると、キャプチャ画面に遷移しますので自由に文言や画像の登録を進めます。
 

 
画像タブを開くと、ウェブサイトスキャンしての画像検索やアップロードを行うことができます。

画像の準備は時間がかかるけども、配信を急ぎたい場合には活用してみましょう!

レスポンシブディスプレイ広告設定のコツ

いざレスポンシブディスプレイ広告を設定したとしても効果的な配信が行えなければ意味がありません。

レスポンシブディスプレイ広告の設定は「自動化」が肝となります。
自動化を前提とした設定を意識してみましょう。

広告見出しは最低5つは登録を行う

折角Googleが自動で広告文言を振り分けてくれる仕組みなので、そのシステムの恩恵に甘えるように異なる訴求や特徴を込めた広告文言を投稿しましょう。

また上記でも述べていますが、この時に同じようなニュアンスの広告文言ですと広告の有効性が低下する可能性が高くなります。

例えば…「〇〇市の整体院で根本改善」と「整体院〇〇で症状を根本改善」の様に地域名が入っている屋号名が入っている程度の違いでは有効性は低くなる可能性があります。

※説明文も同様に複数用意ができれば、さらに自動化の動きが促進されることが予測されます。

そうはいっても都合よく広告文言が浮かばない…という方は商材を利用する方の情景や感情を思い浮かべるとうして広告文章へ落とし込む事でアイデアを幾つも生み出すことが可能です。

アセットは配信面毎に細かく設定を行う

1つアセットを作り終えると、それをコピーして運用したくなるかもしれません。

ですがGDN配信ではリマーケティング広告やカスタムインテント、プレースメントのターゲティングなどで当然ですが広告を表示する対象も異なってきます。

見る人が異なればアセットの内容も変えるべきでしてひと手間かかりますがより効果的な訴求を行うことができます。

例えば、リマーケティング配信の画像クリエイティブはオファー(値段、特典)を押し出したものにする、カスタムインテントにて作成したオリジナルのリストは潜在層がターゲットになるのでクリックを促すような文言にするなどです。

GDNの潜在層で獲得が見込めそうな層がわかるようでしたら、検索広告へも応用することはできますし、検索リマケのキーワードで拡大するヒントにもなりますので潜在層への配信にはひと手間を加えてみてください!

まとめ

レスポンシブディスプレイ広告は今後のGDN配信でのスタンダードな動きになります。

Googleからのメッセージとしては細かな運用というよりも、お客様をしっかり分析した上で広告文言や画像を最適に配信する様にという風に受け取れます。

これまでよりも広告配信の際のメッセージの深掘りに時間を裂きつつ、効果検証をどんどん進めていきましょう。

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