クリック率を上げるために知っておくべき3つのカンタンなコツ

  • 2017.7.6
  • 2018.3.23
  • 7,291 Views

リスティング広告やフェイスブック広告などの広告運用をしていると、
「クリック率を上げたい」とまずは思いますよね。


広告文の内容をクリックされやすいようにテストをするのも有効ですが、まず、広告を目立たせるためのリスティング機能はすべて網羅しているかを確認しましょう。

今回紹介する3つのの機能は全て活用するだけでも反応率は高まります。

クリック率を上げる効果的な方法とは?

クリック率を上げることは、訪問者の数を増やす以外にもクリック単価を抑えたり、広告の上位表示にも繋がるため、意識したい数値です。

実際にクリック率を上げる具体的な要素として、弊社でも注目している3つのポイントに絞って説明いたします。

広告表示オプションの設定に着目する

これはクリック率向上の施策の中でも、かなり簡単で効果に結び付きやすい方法ではないかと思われます。

皆さんがご存知のGoogleAdWords・Yahoo!スポンサードサーチには、下記のオプション機能が備わっています。

☑サイトリンク(クリックリンク)オプション
☑コールアウト表示(補足テキスト)オプション
☑電話番号表示オプション
☑構造化スニペット表示オプション
※GoogleAdWordsのみ

など、上記はテキストを広告文に付け加えて掲載し、アピールする機能です。

広告表示オプションは、GoogleAdWords・Yahoo!スポンサードサーチに元から備わっているものなので、コストがかからない施策と言えます。正直言って、使わない手はありません。

掲載順位を上げる

設定するキーワードの入札単価を高めにすることで、上位表示を狙う方法です。

上位表示されれば、その分ユーザーに見つけてもらいやすくなり、クリック率が上がることが想定されます。

しかし、引き換えにクリック単価が引き上がってしまう点が懸念される施策です。
コスト面に関わることですので、予算と相談しながら行うことをオススメします。

広告文のABテストを実施してみる

最後は、広告文のABテストです。
最初に読まれる広告文の内容によっても、ユーザーの反応率は変わってきます。

よりターゲットにささる広告文を作ることができれば、クリック率の向上につながってきます。
設定をする時、できれば広告グループに広告文を2つ以上入れてみましょう。

一番反応が高いのはどれか?
Web広告最大の利点である、細かい数値を計測できるところを活かして、クリック率を向上に結び付けましょう。

広告表示オプションの設定・掲載順位を上げる・広告文のABテストを行う
以上の3つが、弊社でも比較して費用対効果が高いと思われる施策です。

まずは、できるものからぜひ試してくださいね。

そもそもクリック率の合格ラインはどれくらい?

あなたが広告を運用していて、クリック率を気にした時にそもそもクリック率の合格ラインでどれくらいからなのか?
と、疑問を感じたことはないでしょうか。

PPC広告は、競合ライバルの管理画面を見ることができないため、判断する材料がありません。
検索連動型広告であれば、品質スコアが存在するので、ある程度の基準が分かります。

しかし、これだけの数値があれば合格と明確に示されているわけではないのです。

下記の表をご覧ください。
弊社で算出したデータですが、クリック率の大よその合格ラインとなる数値をまとめました。

ジャンルによっても違うので、一概にクリック率何%以上という事は言い切れませんが、このくらいの数値を一つの基準に考えてみてはいかがでしょうか。

クリック率の合格ラインに関してもっと詳細を知りたい方はコチラ↓

本来の目的は、クリック数・CV数の獲得である

Web広告がなかなかクリックされず、集客ができないと行き詰まることもあります。
そこで、対策として「クリック率を上げる」ことに着目するのは自然の流れです。

しかし、改善を進めていくうちに「クリック率を上げる」ことが重要になってしまい、本来達成するべき目標からずれてしまう、なんて人もいます。これでは本末転倒です。

クリック率の向上とは、本来の目的を達成するための手段の一つだということです。
そもそも、大多数の本来の目的は「クリック数・CV数の獲得」です。

そのために必要なのが、クリック率の改善だということを忘れないようにしましょう。

もう一つ忘れてはいけないのが、「リスティング広告」は
クリック数×クリック単価=コスト(費用)という計算が成り立つクリック課金型広告ということです。

ここで注意が必要なのは、上限費用です。
特に上限費用が決まっている場合は、クリック単価も意識しないといけません。
クリック単価の事を無視してしまうと、結果的に「クリック率は上がったが、クリック数が増えなかった」ということもあり得ます。

※これは、インプレッション損失率(予算)が0%の場合のみに該当することです。
0%でなければ、単に1日の上限予算が早く到達されるだけになります。

分かりやすく言いますと、1日の上限予算が到達してしまうと、その後は掲載されなくなる。
つまり、ユーザーの目に触れないのでクリック数が増えない状況に陥ってしまうわけです。
※上限予算の引き上げ or クリック単価を引き下げる方法でクリック数を増やすことは可能です。

クリック率を上げることへ考えが行き過ぎることも問題なのです。
運用する際は、この点も気を付けなくてはいけません。

まとめ

クリック率を上げることは広告の品質スコアに影響するため、重要ですが囚われすぎもいけません。
本当に大切なのは、本来の目的である「クリック数・CV数の獲得」から結び付く成果です。

予算なども考えた上で、自分自身に合った施策を使ってクリック率の向上から目標到達に近づけていくことで売れるネット広告に変えていきましょう。

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