【リスティング広告】クリック率の合格ラインってどれくらい?

  • 2013.4.17
  • 2018.7.24
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「クリック率って何?」
「クリック率は結局高いほうがいいの?低くてもいいの?」
「このアカウントのクリック率は良いのかな?」

リスティング広告運用社がどうしても意識するもの、それが”クリック率”です。クリック課金制のリスティング広告ではクリック後に広告が表示されます。広告がクリックされないことには何も始まりません。当然、どれだけクリックされるかが重要になります。

今回はリスティング広告において、とても重要な指標であるクリック率についてお話します。

【大前提】そもそもクリック率って何?


クリック率は別名:CTR(Click Through Rateの略称)と呼ばれます。
クリック率は、クリック数を広告が表示された数(インプレッション数)で割って算出できます。

計算式としては…

CTR=クリック数÷表示回数×100

具体的な数字だと、表示回数1000に対して広告クリックが20回あったらCTRは2%となります。

一般的に、Web広告の世界ではこのクリック率が高ければ高いほど効率の良い広告と位置づけることができます。

クリック率マジック、高ければ良いとは限らない

ではこのクリック率はどれくらいの数字なら高い、低いと判断できるのでしょうか?

クリック率に関しては業界、業種、取り扱いをしている商材の需要、時期等の様々な要素で変化があります。明確に〇〇%!!と決まりがあるわけではありません。

なのでひとまず、1%を基準にクリック率の高い低いを確認してみましょう。

ただし、クリック率が高いからと言って結局広告を出す最大の目的である成果を追求できていないことには意味がありません。

考えなければいけないのはユーザーに訴求ができているかという点です。

例えば「サッカー 用具」というキーワードを設定しているとします。サッカーと言えば男性のスポーツかと思われがちですが、なでしこジャパンの活躍も相まって近年では女子サッカーの人気も非常に高くなっています。

このときに設定したキーワードから広告文として「男子サッカー用具と言えば〇〇屋」としておけば男性プレイヤーのみが広告をクリックしますが「サッカー用具と言えば〇〇屋」という広告文だと女性プレイヤーまでもがクリックしてしまうかもしれません。

女性用の用具を揃えていなかった場合、機会損失が起こってしまいます。

クリック率が高そうなのは後者ですが前者の方が成果は出やすそうですよね。

上記の様な点も踏まえて、クリック率を見る必要があります。

また、ディスプレイ広告の場合ですとクリック率が極端に高い場合はユーザーによる”誤タップが生じている可能性もあります。

このことから一概にクリック率が高い=良いとは言えないのです。

弊社の運用アカウントを参考に1つ事例を共有いたします。対象はECサイトを運営しているお客様です。

A

B

上記の様に同じ業界でもクリック率は異なりますし、クリック率が高ければ成果が出ているかもはっきりとは言えません。
またディスプレイの様に検索連動型広告と異なり不特定多数のユーザーに商材を周知する媒体はクリック率が著しく低くなる場合もあります。

クリック率が高いと何がいいの?

クリック率が高い状態、すなわち高クリック状態だと何が良いのでしょうか?

最大のメリットは入札単価が安くなることです。

入札単価は広告表示に対する1クリックに発生する費用を指します。ではどうして安くなるのでしょう?その仕組は品質スコアを知ることでわかります。

品質スコアとは広告、キーワード、ランディングページ(広告をクリックした際の着地ページ)の品質を表す指標のことです。1~10の10段階で評価されます。この品質スコアが高いほど入札単価を抑えることができます。

クリック率が高いということはユーザーに需要がある=質が高いものとシステムは捉えます。つまりクリック率が高ければ品質スコアも上がり上位掲載される際の費用が安くなるのです。

また、クリック率が高ければユーザーがそれだけ自社商材に興味を持っているということがわかります。クリックしてサイトに流入したユーザーの性別、年代、サイトのどの部分で離脱したのかといったデータを収集することができます。

後にGoogleAnalystと呼ばれるような解析ツールによるアクセス解析でユーザーデータを分析するのに役立てることができます。この様にクリック率は無視できない数字です。

クリック率が悪いとどうなっちゃうの??

クリック率が下がるということは品質スコアの低下に繋がります。つまり、品質スコアが高くて掲載順位が上がるなら、低ければ下がってしまいます。

掲載順位が低くなれば、表示される場面が減りますのでクリックが減り、機会損失が生じます。

もちろんユーザーデータも集まりませんし、良いことはありません。

クリック率を上げるには?どんな施策があるのでしょう?

クリック率を上げるための施策として、ここではいまズグ試せる代表的な施策を3つご紹介いたします。

1・広告表示オプションの追加

GoogleやYahooには広告表示オプションという無料で利用できる機能があります。

例えば電話番号を表示させたり、住所を表示させたりと文章だけでなく情報面からユーザーにアプローチをすることができます。

単純に広告掲載時の面積が大きくなるのでユーザーの目に留まりやすくなるといった効果が見込まれます。

2・広告文を変更してみる

現在設定している広告文の変更を試してみるのも手です。キーワードは広告見出しに含まれているか(いわゆるタイトルイン)競合他社と差別化ができているか、訴求は弱くないか…今一度、設定している広告文を見直し、ユーザーのクリックを促しましょう!

3・入札単価を上げる

入札単価を上げて掲載順位を上位にするのも手です。これによりユーザーの目に広告が止まりやすくなり、クリックされる機会が増加します。

ただ冒頭でも述べましたとおり、クリックされることがゴールではなく、広告をクリックした先の成果が何よりも重要です。

上位表示をしてクリック数、率が伸びたからと言って油断をしてはいけません。
その先の成果にしっかりと結びついているか確認をすることが大切です。

クリック率を理解した上で

検索連動型広告ではクリック率が悪ければ品質スコアも下がるので、品質スコアを判断の基準にすれば大丈夫です。
しかしディスプレイネットワークは、どこに配信されているかも完全には把握できないですし、品質スコアというものが管理画面で表示されないので、クリック率が合格ラインか失格ラインの判断がしにくい点があります。

ジャンルによっても違うので一概にクリック率何%以上という事は一言で言いきることは出来ないのですが、以下ぐらい出ていれば、大体のジャンルで合格だろうと思います。


(ディスプレイネットワーク※旧コンテンツマッチのデータです。)

もし、上記ぐらいのクリック率が出ていないのであれば、まだまだ改善の余地があると思うので、がんばって改善してみてくださいね。

ディスプレイネットワークの場合は0.05%以上ないとダメな広告として判断されます。そこは最低ラインでクリアしてくださいね。(ジャンルによって例外はあります)

クリック率は実際アカウント毎に良し悪しは変わってきますし、高ければよいというものでもありません。

ただ親身に理解して付き合って上げることで、最終的には広告費用を抑えて成果を生み出すことに繋がります。

またクリック率はあくまでも「広告をクリックされただけの段階」であるということは忘れないでください。

広告を出向している以上は成果の追求を徹底し、売上の最大化を目指しましょう!!

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関根諒亮

株式会社リスティングプラス コンサルタント 大学時代にデジタルマーケティングの世界に可能性を感じ、Web広告業界への就職を志す。リスティングプラス入社後は、物事に対する飽くなき探求心により日々、Web広告の知識を会得中。 生粋のManchesterUnitedサポーターであり、赤い悪魔について語らせたら右に出るものはいない。

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