レコメンドウィジェット型広告って何?マスターするだけで売上が3倍?!

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名川 聡

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レコメンドウィジェットって何?急激に市場が伸びている

引用元:デジタルインファクト

2017年は、前年比約2倍の148億円となる見通しです。
新規事業者の多数参入などに伴い、約5倍の成長率を記録した2016年と比較すると、落ち着きがみられるものの、引き続き高い成長となる見通しです。

2018年は前年比約6割増の237億円と予測します。
関連事業者間では供給面がほぼ飽和状態に達したとの認識が広がる一方で、需要は拡大し続けることから広告単価が上昇し、以後も安定した伸び率を示すと予測されます。

2020年の市場規模は2017年比約2.4倍、349億円に達すると予測します。

レコメンドウィジェット広告の意味

レコメンド(Recommend)は直訳すると「オススメ」です。ウィジェット(Widget)は小規模のアプリケーションのことをいいます。
つまり「オススメ情報を枠に表示する」のがレコメンドウィジェットです。

レコメンドウィジェット型の広告というのは、オススメ情報の枠に表示される広告で、提供リンクとして表示がされます。

適切なタイミングで訴求をユーザーに届けられるため、アクションを起こしてもらいやすくなるのがメリットです。

一番身近な例で行くとYahoo!ニュースを読み終えた後に、「あなたにおすすめ」と表示されるのを見たことないでしょうか?下記のように表示されます。

そして「あなたへのおすすめ」の下に出てくる提供リンクが広告枠です。

引用元:Yahoo!JAPAN

普段何気なく読んでいる記事や過去に読んだデータから、「あなたへのおすすめ」という形で、表示されていきます。 冒頭でもお伝えしましたが最適なタイミングでオススメされるとついつい買ってしまうことないですか?

■ Amazonで何か商品を探している時に、他の類似商品が出てきてタイムセールやっていたから、買ってしまったという経験ありますよね。

■ 食材を買いに行く予定で行ったスーパーでレジ横のガムや飴、電池を買って事もありますよね?

最適なタイミングでオススメされると人間は弱く、これは行動経済学でも語られていることです。

潜在的に欲しいと思っているユーザーに対して、さらにオススメすることができるのが、レコメンドウィジェット型の広告なのです。

レコメンドウィジェット広告の仕組み

レコメンドウィジェット広告は、OutBrainやlogly liftなどのプラットフォームを通じて、様々な媒体に配信されます。

ジャンルやテーマに合わせて媒体を変えることもできるので、自社のサービスや商品にピッタリの広告掲載が可能です。

近年ではAIの導入も進んでおり、自動的におすすめ欄に広告を掲載することもできます

これを攻略できるとさらなる売上げアップが見込めます。ぜひレコメンドウィジェット型の広告についても理解していきましょう。

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どう違うの?インフィード広告とレコメンドウィジェット広告の違い

世の中にネイティブ広告と呼ばれるものは、インフィード広告とレコメンドウィジェット型広告の二種類に分かれます。

この2種類の大きな違いは下記です。

  • 広告の掲載面
  • インフィード広告は記事と記事の間に広告が表示されるのに対し、RW広告は記事を読み終わった後に「おすすめ情報」として表示されます。

  • 配信手法
  • インフィード広告は、一般的な広告運用と同じく、ターゲティングやセグメントが可能です。年齢、地域、興味関心など様々な設定で配信することができます。

レコメンドウィジェット型の広告は、基本的に自動運用となっており、運用側としてできることは限られます。あくまでユーザーが読んだ記事との関連性や興味、関心によって広告が配信されて、最適化していきます。

引用元:Yahoo!JAPAN

レコメンドウィジェット広告は普段記事を見ている傾向から、これがあなたオススメではありませんか?と提案してくれます。

記事を読む人が増えているこの市場では非常に有効的な配信です。

レコメンドウィジェット型の広告媒体ってどんなのがあるの?

レコメンドウィジェット型の広告といっても今ではたくさんの種類があります。 その中でも今回は弊社オススメの媒体をご紹介します。

Yahoo!コンテンツディスカバリー

Yahoo!コンテンツディスカバリーはメディアサイトの記事や動画といったコンテンツを、最適なユーザーに届けることができるコンテンツレコメンドソリューションです。

記事を読み終えた後に表示されるYahoo!コンテンツディスカバリーの「レコメンドモジュール」(おすすめリンク)から、メディアやデバイスごとに最適化されたUIでユーザーにコンテンツを届けることができます。

レコメンドウィジェット型の広告媒体の中でも配信枠が多く、獲得見込みも高い媒体になります。特にYahoo!ニュースは見ている方も多いので見込み客開拓にも繋がります。

Outbrain

レコメンドウィジェット型と言えば、Yahoo!コンテンツディスカバリーの次に思い浮かぶぐらい有名な広告媒体です。

OutbrainではBtoB商材やビジネスマン向けの商材が非常にマッチしています。近年では健康食品やコスメ系に関しては審査基準が厳しいため、配信することは難しいですが、配信できるとなればかなりの配信ボリュームが見込みます。

また、独自の最適化システムであるKPIO配信があり、一定の獲得件数が見込めると安定して売上を作ることができます。

popIn

次はpopInです。東大発のベンチャーとして2008年から事業が始まっています。 レコメンド型ウィジェットとして有名になったのは、読了率などの独特な分析で話題となりました。

広告運用としては、自社で行っていくので非常にスムーズに開始をすることができます。

logly

loglyでは独自のコンテキストマッチというシステムにより、記事とカテゴリとのマッチングを自動的に行ってくれます。
そのため、記事自体のクオリティを高めることによって売上に影響するインパクトも大きいです。

代表的な4つの広告媒体を紹介しました。
最近では新しい媒体等も増えてきていますので、まだまだレコメンドウィジェット型の広告からは目が離せないでしょう。

レコメンドウィジェット型広告の運用と改善ポイント

実際にレコメンドウィジェット型の広告を運用していく方法ですが、非常にシンプルです。CTRとCPC改善のみ!これをいかに大量にテストができるかがポイントです。

ただし、レコメンドウィジェット型の広告にも多くの種類があります。各媒体によっても得意としているユーザー属性が異なるため、ご自身の商材に合わせて選んでいくと良いでしょう。

CTRとCPC調整が終わればあとは配信する記事の改善がメインになります。インフィード型の広告と違って、インプレッションが非常に多く、広告費の消化も多いため、かなり早いPDCAを回していく必要があります。

しかし、一度当たりを見つけていければ安定的に売上を作ることができることもメリットです。

下記が弊社のレコメンドウィジェット型広告の実績を一部公開します。

商材:健康食品
媒体:popIn

popInは運用側でCPCや配信するカテゴリを選択することができるので、運用に自信がある方はぜひ試してみましょう。

配信開始からすぐにインプレッションが出てきますので、開始当初は管理画面を張り付いてしていくことをオススメします。

日毎に改善することで結果が出るのも早いのが特徴です。

商材:健康食品
媒体:logly

こちらはloglyです。 popInに比べてインプレッションはなだらかではありますが、やはり想定異常にインプレッションが発生するので一気にアクセスを集めることができます。

また、CSVやzipファイルで一括入稿ができるため、運用者としては助かります。
入札調整や枠の選定等はloglyさんが行ってくれます。

 

レコメンドウィジェットをマスターすればさらなる売上げアップ!

様々な広告手法が出てくる中でも、レコメンドウィジェットは特に市場規模が大きくなってきているので、早いうちに市場に入って試していくことが売上げアップに繋がります。

リスティング広告、SNS広告、インフィード広告とは全く勝ちパターンが異なりますので、初めて運用される方は苦労する人も多いかもしれませんが、数千万から数億規模の広告費が動いている広告媒体なので、大きな可能性を秘めています。

ぜひ、時代に取り残される前に一度試してみてはいかがでしょうか。

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Writer

名川 聡 記事一覧

デジタルアスリート株式会社 D2C戦略部 部長
音楽活動のために上京したが、SEO関連の仕事でアルバイトをする中で、インターネットビジネスに興味が湧き、2012年12月にデジタルアスリート株式会社(旧:株式会社リスティングプラス)に入社。
リスティング広告の集客代行から商材のクリエイティブまで 様々な業務を行っている。
50万~1000万円以上の案件を幅広く運用。 約5年間のリスティング広告運用代行及びコンサルティングを経験。
現在はEC商材において、記事制作から広告運用まで幅広い最新広告手法を使いながら、実績作りや新しい媒体開拓を行っている。

プライベートでも、自家製の梅干しや味噌を作るほど健康ジプシーであり、Web集客同様に自身の健康においても常にPDCAを回している。

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