アプリインストール広告とは?代表的な方法と配信設定について解説

アプリインストール広告とは、モバイルアプリのダウンロードを促す広告を指します。 Google、Yahoo!以外にもFacebookやTwitterといったメジャーな広告媒体でも利用ができ、2018年にはApp Store内でのアプリインストール広告「Apple Search Ads」がリリースされるなど、じわじわと数や手法が増えてきました。 今回はそんなアプリインストール広告ついて解説します。

アプリインストール広告とは

目的

「アプリインストール」広告とは、ネット広告の種類の1つで、アプリケーションソフトのインストール(導入)を目的とした広告です。

スマートフォンやタブレット端末向けのアプリケーション(アプリ)の宣伝によく用いられる広告配信手法で、アプリストアへのリンクの形になっています。

モバイル端末向けのWebサイトやSNSなどに掲載されるほか、無料アプリの操作画面内に別のアプリのアプリインストール広告が表示されることもあります。

費用

CPAやCPOの様にアプリインストールに関してのコストを表す言葉としては、CPI(Cost Per Install)があり、インストール単価と呼ばれます。

CPI課金型広告サービスを利用する場合には、Webページの閲覧者や他のソフトウェアの利用者にアプリのインストールを促す広告を配信し、利用者が実際にインストールするとあらかじめ設定された単価が課金されるようになっています。

アプリインストール広告の代表例

Google編

Googleでの配信手法は2つに大きく分けられます。

1つは通常のリスティング広告における検索、ディスプレイ配信を利用したモバイルのアプリインストール広告です。

通常、資料請求や来店として設定しているコンバージョンを、「アプリインストール」に設定する手法です。

もう1つはユニバーサルアプリキャンペーンです。

売り出したいアプリと目標単価があれば設定を行えます。
ただ、配信ネットワークやターゲティング等はGoogleにおまかせする形になるので自由度は低くなってしまいます。

Yahoo!編

Google同様に、スマートフォンへのアプリインストールを目的とした手法です。
広告はYahoo!Japanを始めとした、提携パートナーの各種アプリ、コンテンツページに掲載されます。

興味関心やサイトのカテゴリー・性別・年齢などでターゲティングができるので、ターゲットを的確に絞った配信が可能です。

その他の配信手法としては、

・広告を配信するアプリをまだインストールしていないユーザー
・配信先のOSバージョンを選択

上記のようなユニークな配信設定も可能です。

バナー形式、インフィード形式、アイコンバナー形式で配信されます。

SNSを使ったアプリインストール広告

Twitter編

SNSでもアプリインストール広告を利用することは可能です。

その中の1つがTwitterアプリインストール広告です。

Twitterモバイルアプリプロモーションにおけるアプリインストールを目的とした広告として、TwitterのタイムラインやTwitterと提携しているプラットフォーム上にモバイルアプリの広告を配信できます。

広告をクリック後Google PlayストアやApp Storeのアプリページへ誘導することでアプリのインストールを促す仕組みです。

設定したターゲティングやクリエイティブごとに、アプリ広告の表示回数や、クリック数、リツイート数が計測できます。
また計測ツールを使用することでインストール数に限らず、アプリ内購入などの効果測定も可能です。

日々の運用による最適化が重要な広告です。

またTwitterでは「サッカーしたい」「映画みたい」といった語り口調の動詞、形容詞でのターゲティングが可能です。

上記のようなキーワード(ツイート)へのターゲティングを行うことにより自社アプリを最適なユーザーへ届ける事ができる可能性があります。

Facebook編

Facebookだけでなく提携サービスのInstagramも用いて、ユーザーへのアプリインストールを促す事が可能です。

広告は直接、App Store、Google Play、Kindle Fireストアにリンクされているので、ユーザーは広告閲覧からアクション後に迅速にアプリインストールができます。

配信先のターゲティングも、Facebookならではの情報を用いての細かいセグメントが可能です。

その他のアプリインストール広告

Apple Search Ads


2018年7月25日(米国時間)に発表されたアプリインストール広告です。

Apple Search Adsは検索結果に対し広告枠は1つ、検索クエリに対するアプリの関連性と入札額の組み合わせによってオークションの勝敗が決定します(セカンドプライスオークションと呼ばれる仕組みです)。

広告枠は、薄いブルーの背景となることと「広告」アイコンが付与される点は共通ですが、表示形式は複数ある中から効果が高いと判断されたもので表示されます。

実は細かいプランが2種存在します。

「Basic」…予算と最大インストール単価(CPI)のみを指定するとクリエイティブ・ターゲットが自動生成・配信されます。

「Advanced」…検索キーワードやマッチタイプ(完全一致と部分一致)、対象オーディエンス、クリエイティブを指定・作成可能となります。

「家計簿 アプリ」といった見込みの高いキーワードにて上位化が可能ですのでアプリインストールに対しての大きな効果が見込まれます。

特に日本にはiPhoneユーザーが非常に多いので、アプリインストール広告を検討する際には利用しない手はないでしょう。

もっと「Apple Search Ads」を知りたいという方はこちらの記事をどうぞ↓

Apple Search AdsとはSearch Adsの一番の特徴は、下図の掲載イメージのようにアプリの検索結果の広告枠に自社のアプリを掲載して、ダウンロードを促すことができる点で...

SmartNews編

「SmartNews」というアプリ、皆さんも利用している方は多いのではないでしょうか。
日米で合計4,000万ダウンロードを突破した日本を代表するニュースアプリです。

アクティブユーザーは月に1,400万人いるとされており、1人あたり1日16分は利用しているとの事で、スマニューをみることを習慣化した多くのユーザーが存在します。

主には20~50代の幅の広い世代に利用されており、半数のユーザーが日本の平均所得を超えているのが特徴です。男女比もほぼ半々です。

StandardAdsと呼ばれる運用型の手法が一般的な広告メニューなので、まず媒体との相性を試してみたいならStandardAdsから始めてみましょう。

配信手法としてはビデオ(動画)やバナー(静止画)を利用しての広告掲載が可能です。情報が多い分より魅力が伝わるので、アプリに関しては動画での広告配信が主流になっています。

利用者も増えつつあり、まだ新しい市場なので積極的にチャレンジしてみてはいかがでしょうか。

SmartNewsについてもっと知りたい方はこちらから↓

スマートニュースなら幅広い情報を知りたいときにサッと確認できる!ニュースアプリはいろいろありますが、中でもスマートニュース(SmartNews)が注目されている理由と...

LINE編

LINEでのアプリインストール広告は「LINE Ads Platform」と呼ばれています。

「LINE Ads Platform」からは、LINEの取り扱う各サービスへの広告出稿が可能です。

静止画、動画といった手法で広告配信が行うことができ日本で7,600万人いるというLINEユーザーへのリーチが行なえます。

日本人口の約7割もカバーしているし、早速チャレンジしたい所ですがLINE広告は審査通過のハードルが高く、下記のポリシーをクリアしなければ広告掲載することができません。


※その他の細かいルールは媒体資料等で詳細が掲載されています。

またLINEでは、「みなし属性ターゲティング」と呼ばれる特有のターゲティングが可能です。

これはスタンプ購入履歴、公式アカウント(企業アカウント)への登録履歴等で、ユーザーの属性をある程度予想する仕組みです。

スポーツ系統のアカウントを多数登録した人は「スポーツが好きだろうユーザー」、ファッション関係のアカウントを多数登録している人は「服に興味があるだろうユーザー」として認識するようです。

アプリインストールも思わぬユーザーへ届くかもしれない可能性を踏まえると、見逃せないプラットフォームになります。

アプリインストール広告の配信設定の考え方

ターゲティング

アプリインストール広告も含めたWeb広告に関しては、どんなターゲットに広告を見せ、アプリを利用してもらいたいかを明確にすることが最重要です。

様々なユーザーを想定、具体的に対象をセグメント化して効果を見ることで、どんなユーザー層に広告の刺さりが良いかを知ることが可能です。

FacebookやTwitterに代表されるSNS広告では、地域、性別、年齢、興味関心、アプリのイベント、自社データを使用したターゲティングも可能です。

例えば、男性向けファッションアプリのインストールを促したい場合は下記のようなセグメントを行うことで効果が見込まれます。

ターゲット例:
・媒体: Twitter
・性別: 男性
・年齢: 18〜24歳
・興味関心:ファッション、ショッピング、フリマ
・その他:自社アプリをインストールしていないユーザー

 
上記のように、想定する(効果的だと考えられる)ターゲットをいくつか設定します。

効果が分かるまでは広く浅くセグメントしましょう。実際に思いがけない媒体やユーザー層から顧客を獲得できる場合もある様です。

その後、効果を見ながらセグメントしていくことで、確実に刺さるターゲットにリーチできるようになります。

クリエイティブ

最重要の要素であるターゲットを決めたら、そのユーザーに見せたい広告の内容(クリエイティブ)考案します。

自社アプリをインストールしてもらうために、どのようなアピールが効果的かを思考して具体的なアプローチを行いましょう!

先ほど挙げた、男性向けファッションアプリのインストールを促したい場合を例に、クリエイティブ例をご紹介します。

クリエティブ例:
・ブランド名を使用した広告(ターゲット年代に人気のあるブランド)
・モデルでスタイリングを提案する広告
・人気商品を紹介する広告

 
このように複数の訴求軸をもって実際に広告運用をしていきます。広告の効果を見つつどんどん改善・検証を重ねていきましょう。

まとめ

アプリインストール広告は直近で導入されたApple Search Adsの様に新機能や新規の配信先がリリースされていますし、アプリに関してはスマートフォンへというモバイル端末が成長していく中でまだまだ増え続ける事が予測されます。

また、一度インストールしてしまえば、継続してユーザーのスマホに表示され接点を持ちやすくなるというアプリの特徴から、今後はアプリを利用するビジネス自体も増えていくことが予想されます。

今後も、アプリインストール広告の今後の成長や動向は見逃さずチェックしていきましょう。

関連記事一覧