App Storeの検索広告「Search Ads」とは。理解しておくべき5つのポイント

  • 2018.9.13
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毎日利用するスマホアプリ、あなたはそのアプリをダウンロードした時のことを覚えていますか?

今回ご紹介する、AppleのApp Storeの検索広告「Search Ads」を使うと、iPhoneやiPadのアプリダウンロードを増やす目的の広告を出すことができます。

Apple Search Adsとは

Search Adsの一番の特徴は、下図の掲載イメージのようにアプリの検索結果の広告枠に自社のアプリを掲載して、ダウンロードを促すことができる点です。

広告は背景が青く塗られていて、自然検索結果とは異なる表示形式になっていて見分けることができますが、App Storeで検索してくるユーザーに効果的にアプローチが可能できる広告媒体です。

Search Adsのメリット

Search Adsについてアップルは、「強い関心を持った質の高いユーザーを、最も低コストで獲得できるモバイル広告プラットフォーム」と言っていますが、実際に数字でもそれが裏付けられています。

下図がAppleが発表している数値です。

これを見ると、Search Adsのパフォーマンスが、コンバージョン率が50%、コスト削減率40%、平均収益成長率30%となっていて、アプリダウンロードを目的とする他の広告プラットフォームを凌駕していることが分かります。

効率良くユーザーが獲得でき、しかもそのユーザーの収益性も高いということであれば、この広告を使わない手はないですよね。

この高い効果を出すことができる理由が、App Store内というアプリインストールに最も近い場所で「便利なアプリを手に入れたい」という明確なニーズを持ったユーザーにアプローチできる点です。

今までは、アプリのダウンロードを広告で促進する場合にはGoogleやFacebookなどの広告を使用する必要がありましたが、広告が表示される場所や場面もアプリ以外の情報もあり、費用対効果が合わないケースがありました。

それらに比べてSearch Adsは費用対効果で大きな優位性を持っている広告媒体と言えます。

Search Adsのデメリット

では、Search Adsにはデメリットはないのでしょうか?

まず考えられるのが、配信の拡大性です。

メリットでお伝えした、App Store内で検索してきたタイミングで広告を表示できるという特徴は、逆を言えばApp Storeで検索された時にしか広告を表示できないということになるので、広告の表示機会が限定されてしまいます。

膨大なアプリインストールの獲得数が必要な場合には、Search Ads だけの広告戦略では限界が出てくる可能性があります。

また、もう一つのデメリットとして考えられるのが、クリック単価の高騰の懸念です。

Search Ads の広告掲載枠は”検索結果の上部一枠のみ”のため、多くの企業が同じキーワードで出稿して入札競争が激しくなると、クリック単価が大きく上昇する可能性が高くなります。

結果として、費用対効果が合わないということも考えられます。

Search Ads のBasicとAdvancedの違い

続いて、より詳しくSeach Adsについて解説していきます。

Search Adsには大きく2つのタイプがあり、BasicとAdvancedという名称で区別されています。
以下がAppleのサイトで記載されているそれぞの広告の概要です。

Basic(ベーシック)

達成目標を決めたら後はお任せください。
独自に設定した費用で、インストールの分だけお支払い。

・インテリジェントな自動化により、成果を最大化。
・見やすいダッシュボードで広告のパフォーマンスを確認。
・長期的に管理しつつ、手間と時間は最小限。
・予算が10,000米ドル(1か月のアプリケーション数が1件)以下の
お客様向け。

Advanced(アドバンスト)

最先端のツールが、強力にバックアップ。
キーワードとオーディエンスを選択。

・入札額と予算を独自に設定。
・お支払いは広告がタップされた分だけ。
・詳しいレポートであらゆる重要指標を分析。
・APIで大規模な効果測定や管理が可能。

Basicの方はインストール単位で課金がされ、細かいターゲティングの設定をしなくても自動的に配信が最適化される、小予算の広告主に合ったタイプです。

一方で、Advancedは入札単価、キーワード、オーディエンスなどを自分で設定・調整でき、タップされると課金がされます。こちらはBasicよりも多くの予算での運用が推奨されています。

Saerch Adsの配信設定、ターゲティングについて

Basicについては、広告で展開するアプリケーション、プロモーション対象にする国、毎月の予算の3つを設定すれば自動的に広告が配信される仕組みになっているので、ここではAdvancedの配信設定、ターゲティングについて詳しく解説します。

Advancedでは、以下の5つの設定を活用して広告の配信調整が可能です。

キーワードを選ぶ

キーワードは自分で設定したいキーワードを独自に設定できます。

また、Appleから提示される推奨キーワードを選ぶことも可能です。マッチタイプは、拡張性の無い完全一致と拡張性を持った部分一致が選択できます。

検索マッチを活用する

検索マッチは、App Storeでユーザーが検索した内容に合わせて自動的に広告を表示する機能で、新しいキーワードを調査する手段として有効です。

オーディエンスを絞り込む

新規ユーザー、既存ユーザー、別の自社のアプリをダウンロードしているユーザー、全ユーザーなど広告を表示する対象ユーザーを絞り込むことができます。
他に性別や年齢による絞り込みや、特定の地域のデバイスに絞り込む設定も可能です。

iPhoneとiPadのデバイスを選択する

iPhoneとiPadの両方、またはいずれかに広告を表示するかを選択することができます。

広告のスケジュールを設定する

広告の開始と終了のスケジュールを日付で指定することができます。また、より細かく調整したければ曜日と時間帯で設定をすることも可能です。

以上が、Search Adsの設定内容、ターゲティング設定に関する情報です。

設定内容に、広告のクリエイティブに関する内容がないので不思議に思ったかもしれません。
実はSearch Adsでは広告のクリエイティブを設定する必要がありません。
広告で表示される画像やテキストは、アプリページから引用される仕組みになっているので広告用に別途設定しなくても広告が配信できる仕様になっています。

また、アプリページから引用されることを考えると、アプリページの中に魅力的な画像やテキストをしっかりと設定するようにブラッシュアップすることがSearch Adsのパフォーマンスを上げる上でも重要になります。

Saerch Adsのまとめ

Appleも、「強い関心を持った質の高いユーザーを、最も低コストで獲得できるモバイル広告プラットフォーム」と言っているように、Search AdsはiPhoneやiPadでアプリインストールの獲得を増やす上で非常に有効な広告です。

今までは、GoogleやFacebookなどの他の広告媒体を使ったり、ASOと呼ばれるApp Store内で検索結果の上位表示をするための最適化施策を行う必要がありました。

Search Ads はそれらよりも高い費用対効果が期待できる広告媒体として今後影響力を増していくこと予想されます。

広告の出稿方法、設定方法もシンプルにまとめられており、時間を掛けずに広告配信をスタートできる広告なので、ぜひアプリを提供しているベンダーの方はSearch Adsの広告を試してみて下さい。

その他の広告手法についてはこちらから↓


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