【GDN広告の設定】基本設定からツールで簡単に入稿する方法まで解説

GDN(Google ディスプレイ ネットワーク)では、Googleが提携するウェブサイトから YouTube やGmail 、アプリを使用しているユーザーに広告を表示できます。 出稿できる広告には、テキスト、イメージ(バナー)やレスポンシブ広告(広告枠に対してサイズ等が自動的に調整される広告)などがあります。 この記事ではGDN広告の掲載枠や設定方法について、初心者でも理解できるように解説していきます。

GDNの広告掲載場所は?

ではまずGDNで配信する場合どこに掲載されるのか、広告枠について解説します。
下の画像における赤い枠が、GDNでの掲載可能枠になります。

Webサイトの場合

関連のあるウェブサイトに表示されます。

YouTubeの場合

PC:右上の広告枠に掲載されます。

スマホ:動画と並んで表示されます。

Gmail

Gmailの受信ボックスのプロモーション枠の上段に表示されます。

アプリ

関連性のあるアプリの検索結果の上段に表示されます。

GDNでできるターゲティングについて

GDN広告に限らずユーザーがディスプレイ広告を目にするタイミングは基本的に情報を求めていない時です。

そのため、ターゲティング設定が重要になってきます。
ターゲティングを設定することで比較的購入しやすいユーザー層へ配信ができるからです。

GDNでできるターゲティングは大きく分けて2つあります。
それがユーザー配信先です。

ユーザーと配信先をうまく組み合わせることで、潜在層・準顕在層に向けた配信になるGDNのようなディスプレイ広告でも購入に繋がりやすいターゲットへ配信することができます。

GDNのターゲット設定:ユーザー

GDNでは、「性別」「年齢」「子供の有無」「世帯収入」「スケジュール」「デバイス」「オーディエンス」で人をターゲティングできます。

■スケジュール
スケジュールは配信する時間帯を設定できます。

例えば、自社やクライアントのビジネスがBtoCで20代以上の社会人であれば日中は仕事で広告を配信しても成果が出ない可能性があります。
そういったときに月曜~金曜日の9時~12時、13時~18時は配信しない、土日は24時間配信するなどの設定が可能です。

■オーディエンス
オーディエンスについては後述するカスタムインテントにも関わるターゲティングになります。

オーディエンスは大きく分けて3つあります。
①ユーザーの興味や関心、習慣
②ユーザーが積極的に調べている情報や立てている計画
③ユーザーがお客様(広告主)のビジネスを利用した方法

このオーディエンスは下に行くほど興味関心、購買意欲が強くなりますが配信ボリュームは狭くなっていきます。

・興味関心、購買意欲
興味や関心、習慣<積極的に調べている情報や立てている計画<ビジネスを利用した方法

・配信ボリューム
興味や関心、習慣>積極的に調べている情報や立てている計画>ビジネスを利用した方法

GDNのターゲット設定:配信先

GDNの配信先ターゲティングとしてはトピックとプレースメントがあります。
トピックはサイトのジャンルで分類されています。

GDNのトピックターゲティング内でさらにカテゴリが細分化されているので、必要に応じて設定しましょう。

プレースメントは配信先をサイトのURLでターゲティングする配信方法です。
指定したURL先にGDNの広告枠があれば配信ができます。

GDNではトピック、プレースメントも除外設定する事もできるので、
予めこの配信先(例えばまとめサイトなど)には配信したくないということがあれば設定しておくと良いでしょう。

GDNでターゲティングが重要な理由

GDNを始めとするディスプレイ広告は、基本的には潜在層に向けた配信になります。

潜在層は自分の悩みに気づいておらず、こちらからの情報を求めていない層です。
この層に向けて数打てば当たる理論で広告配信した場合、検索広告同様無駄なクリックを集めてしまう可能性が高くなります。

GDNで配信する際、このようにターゲティング設定を行うことで確度の高いユーザーにアプローチはできますが、検索ユーザーと比較すると緊急度は低いためCPAは高くなりやすいです。

GDNで少しでも効率よく、サービスを購入してくれそうなユーザーに配信するにはターゲティングが非常に重要になるのです。

GDNの開始タイミング

GDNでの配信タイミングは広告の予算によって若干変わりますが、検索広告と同時に配信できるように準備を進めましょう。
特に、リマーケティングを実施する際はGDNの場合リストが一定数溜まっていないと配信ができません。

検索広告を入稿するときにリマーケティングリストを作成。
同時にリマーケティングのキャンペーン設定をしておくことでリストが溜まり次第すぐにGDNのリマーケティング配信が開始できる状態になります。

GDNでリマーケティングを実施する場合、最低でも過去30日間で100人のアクティブユーザーが必要になります。
大手サイトでは多くはないユーザー数ですが、地域やターゲットを絞り込んでいたり、小規模なBtoBサイトなどではリストが溜まりにくい場合があるので気をつけましょう。

GDNとYDN

ここで簡単にGDNとYDNについて説明します。

GDNは先述の通り「Google ディスプレイ ネットワーク」の略語です。
GDNと並びよく耳にする「YDN」は「Yahoo! ディスプレイ アドネットワーク」のことです。
YDNはYahooの各サービスサイト(ニュースやヤフオクなど)、提携サイトに配信が可能です。

GDNで配信できる、Googleの配信面だけでは補えないYahooユーザー層に対してアプローチができるのでGDNを開始したらYDNも一緒に配信できると良いでしょう。

YDNについてもっと知りたい方はこちら↓

Yahoo!ディスプレイアドネットワーク(YDN)とはYDNとは「Yahoo!ディスプレイアドネットワーク」の略称です。Yahoo!プロモーション広告のサービスの一部でYahoo!、Yahoo!...

GDNの広告設定方法

では、これらの広告枠に掲載するために、どのようにGDNを設定すれば良いのでしょうか。

GDNを設定する時は、Google Ads editor(グーグルアズエディター)を使用すると簡単に設定できます。
ここからはGoogle Ads editorを使用しGDNの基本的な設定方法について解説いたします。

GDNの目的によって、ターゲティングやフリークエンシー(1ユーザーに対し何回配信するのか)、配信先のデバイスなど設定も異なりますので、目的を決めて設定していきましょう。

以下、GDNでよく使うカスタムインテントについて解説します。

GDNの設定における大きな流れは以下の通りです。

①キャンペーンの作成
②広告グループの作成
③広告を表示させたい場所の指定
④広告の作成
⑤ターゲティングの設定

①キャンペーンの作成

以下の項目を決めていきましょう。

■キャンペーン名
管理する上で自分がわかりやすい名称をつけます。
例: D:カスタムインテント(ディスプレイのカスタムインテント)

■キャンペーンタイプ
「ディスプレイ」を選択

■検索パートナー
「無効」を選択

■ディスプレイネットワーク
「有効」にします。

■予算
1日あたりの予算を決めます。

■スケジュール
これは特に気にしなくても結構ですが、開始日の指定がある場合はその日程に。

■単価設定
今回は拡張クリック単価で結構です。

■コンテンツの除外
商材とあわないものは除外しましょう。特にデリケートなコンテンツ・ドメインパーキングなど。

■ターゲット地域
限られた地域にしか店舗がない場合・地域を特定して広告を配信する場合は、[ターゲット地域にいるユーザー]を選択しましょう。他の地域に配信されます。

■ターゲティング方法と除外設定
こちらは推奨の方で良いです。

■広告のローテーション
特に広告のABテストを均等に行いたい場合は、最適化にせず均等にローテーションを選択します。

■フリークエンシーキャップ
1ユーザーへの接触回数の上限を設定できます。
積極的に広告を配信したくなかったり、目的に合わせて使いましょう。

GDN配信前は、キャンペーンのステータスをオフにしておきます。
全て設定完了した後、ミスがないか再度チェックしてから配信を開始するためです。

②広告グループの設定

■広告グループ名
例えば、美容系のサイトを狙うのであればグループ名を「美容系」にするなど、どういったサイトに掲載するのか、関連性のあるわかりやすい名前にしましょう。

■上限クリック単価
GDNでカスタムインテントを設定する場合、設定したキーワードまたはトピックで、どれだけのインプレッションが出るか分かりません。
予想外にたくさん出て数字が悪化する恐れがあるので、様子見で50円からスタート!

【ポイント】
広告を出すうえで「どこの配信面」「誰をむけて」配信するのかは大事です。
GDNでは広告を表示させたい場所、見てほしい人を設定することができます。

・表示させたい場所
プレースメント
トピック
キーワード

・見てほしい人
リマーケティング : ウェブサイトへ訪れたことのあるユーザー
CV類似ユーザー : コンバージョンしたユーザーの興味関心に近いユーザー
カスタムインテント : その時々で起こる今すぐほしい購買意欲、行動
カスタムアフィニティ : 一定期間に渡って継続してユーザーの好きな興味・関心
ユーザー属性 : 配偶者、住宅所有、求人、教育、子供の有無などユーザーの詳細

キーワードの設定

GDNを配信するために、カスタムインテントで表示させたい場所をキーワードで指定し、見てほしい人をカスタムアフィニティ、カスタムインテントの設定方法について解説します。

先ほど設定した広告グループに、関連したサイトに掲載するため、関連あるキーワードを設定しましょう。

先ほど広告グループ名を「美容系」としました。
その場合、【美容 クリーム】【美容 洗顔】などをキーワードに設定します。

また仮に広告グループ名が【筋トレ名】であれば
【スクワット】【ベンチプレス】などがキーワードとして考えられます。

これで設定したキーワードに関連性のあるサイトに掲載されます。

ただ、キーワードからGoogleが自動的に掲載先を選ぶため、あまり関連性がないサイトに掲載される可能性もあります。
「関連が無い」「CVにつながらない」と判断できるものは、GDNを配信後に「プレースメント除外」を行ってください。

GDNの広告設定

■テキスト広告
現在は拡張テキスト広告で設定できます。
見出し1・2、説明文など検索広告と同様です。

■イメージ広告
・広告名 
・表示URL
・最終URL
・モバイル最終URL PCと異なるなら設定
・GDNのバナーサイズ

■レスポンシブ広告
・2つの画像サイズとテキストの用意

YDNに画像サイズを合わせた方が、YDNを運用する際に楽です。
・短い見出し、長い見出し
・説明文
・企業、組織名
・最終URL

カスタムアフィニティとカスタムインテント

GDNで、これらのターゲティングを設定する際は、管理画面上の「オーディエンス」から行うのが分かりやすいです。
Google Ads Editorで設定完了してデータを送信してから行います。

■カスタムアフィニティ
カスタムインテントの広告グループの1つを選択し、オーディエンスを選択して下さい。

カスタムアフィニティは、ターゲティングを選択し閲覧の中の上段にあります。
そして、カスタムアフィニティカテゴリを選びます。

広告運用を行う商材のペルソナが、一定期間に渡って継続して好きな興味・関心が何なのかを考え、それにあったものを入力しましょう。

興味/関心:興味関心ごとの語句
URL:興味関心ごとの語句
場所:場所指定すると、このオーディエンスの利用範囲は YouTube を掲載先とする動画キャンペーンに限定されます

とターゲティングすることができます。

GDNで現在設定できるアフィニティカテゴリ「アフィニティ」とは「親密な関係、類似性」といった意味があり従来のカテゴリを更に細かくカテゴリを分けたものになります。

今までのアフィニティカテゴリ「アフィニティ」とは「親密な関係、類似性」といった意味があり従来のカテゴリより更に細かくカテゴリを分けたものです。今までのアフィ...

 
■カスタムインテント
カスタムアフィニティの下にあります。
ユーザーがその時々で起こる今すぐほしい購買意欲、行動、積極的に調べている情報や立てている計画などです。

これも同様に、新しいカスタムインテントオーディエンスを作成しましょう。
後からターゲティングする場合は、作成しなくてもカスタムインテントオーディエンスとして候補が上がってきますので、それを使っても良いです。

積極的に調べている商品やサービスに関連あるキーワードと URL を入力してください。
どちらも広告グループごとに特定できます。

全て設定完了したら、GDN広告の配信前に誤りがないかチェックしてキャンペーンのステータスをオンにしましょう。

まとめ

今回基本的なGDNのカスタムインテントを事例に挙げ、基本設定方法について解説しました。

前述しましたが、GDNの場合はどういうユーザーに対してこのGDN広告を表示させたいのか、ターゲティングの設定が重要です。

また拡大を目指す時にはあえてノンターゲットで配信し、反応が得られる場所を探すなど、その時々で目的を決めて適切な設定を行っていきましょう。

Web広告でコンバージョン数を最大化する7つの極意をプレゼント!

「Web広告マーケティング大全」
(無料・PDFでのダウンロード)

2018年9月発行の書籍「コンバージョンを最適化する7つの極意」の元となった、電子書籍「Webマーケティング大全」を無料でダウンロードいただけます。
(PDF・全161ページ)

無料でPDFファイルをダウンロードする
(全161ページ)
Web公告マーケティング大全
マーケ脳社長
マーケ脳社長

リスマガ編集長の長橋真吾公式twitterにて最新情報配信中!

Web広告の最新情報、成功事例/Webマーケティング組織の作り方/サイト設計、ランディングページ構築/コンテンツマーケティング全般/セミナー集客、セミナー販売/ビジネスモデル設計/ビジネスシーンの悩み解消など、リスマガでは取り扱えない、現場の最前線情報をお送りしています。

登録QRコード

QRコード
現場の最前線情報を配信中、長橋真吾twitterをフォローする

登録QRコード

QRコード

関連記事一覧

コンバージョン数を今すぐ最大化する
7つのチェックポイントを無料で公開!

無料でPDFファイルをダウンロードする
(全161ページ)

コンバージョン数を最大化する7つのポイント

無料でPDFファイルを
ダウンロードする(全161ページ)