Weiboとは一体何?絶対押さえておくべき「Weibo」の基本

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デジタルアスリート株式会社

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Weiboの基本

Weiboとは、全世界7億人以上にユーザーを抱える中国圏最大のソーシャル・メディアです。
ユーザーは中国本土のみならず、香港や台湾、アジアや欧米その他多くの中国語圏で幅広く利用されています。

その大きな理由として、中国ではFacebook、Instagram、Twitter、LINE、YouTubeといった私たちの生活の一部となっているSNSのほとんどが使用禁止ということが挙げられます。

多くのSNSツールが利用禁止の中、唯一使えるWeiboが中国では重要なコミュニケーションツールとなっています。

そんな中でもWeiboがなぜ中国版のTwitterと呼ばれているのかというと、当初は140文字以内というTwitterと同様の規定が設けられていたからです。
現在は文字制限はなくなっていますが、文字制限が設けられていた名残もあり、今でも200文字以内の投稿が主流です。

投稿の文字量以外に使い方もTwitterに似ており、誰かをフォローすれば自分のタイムライン上にフォローした人の投稿が流れてくる仕様になっています。

驚きのユーザー数

Weiboは圧倒的ユーザー数と高いアクティブ率を誇っており、ユーザー数は全世界で7億人に上ります。
デイリーアクティブユーザー数も1.3億人、1日の投稿は1.39億投稿と非常に熱い媒体です。

日本では日常的に利用され、世界で利用者が多いように見えるInstagramやLINEでも1億にも達していません。

以下の表を見て頂くとWeiboが圧倒的なアクティブユーザー数を誇っていることが分かります。

引用元:5大SNSの国内ユーザー数を比較!LINE、Twitter、Instagram、Facebook、TikTok

広告に最適!上質なユーザー層

SNSを利用しているユーザーのイメージとして、若い人が多いのではないか?と思う人もいるかもしれません。

しかしながらWeiboの利用率が最も高いのは、17歳~33歳と幅広く、男女比も半々と幅広いユーザーに利用されています。

引用元:Weibo公式

この代のユーザーは、SNS上で最も消費意欲が高いと言われています。
17歳~33歳がユーザー群の約80%を占めている為、広告の効果も見込めます。

さらに、所得の高い大卒以上のユーザーの割合も高く、全体の76%を占めています。

引用元:Weibo公式

購買意欲も高く、所得も高いユーザーが集まっている為、益々広告に対しての積極的な購買行動が期待出来ます。

Weiboの特徴

ユーザー層を理解したところで、Weiboの特徴を確認していきましょう。
広告を出稿する場合、FacebookやInstagram広告と同様に、ターゲットを絞った効率的な広告配信を行うことが出来ます。
ユーザー属性(地域、年齢、性別、趣味等)でターゲットを絞り込むことが可能な為、高い成果が見込めます。

また、情報拡散力の高さが特徴の1つです。
クチコミ拡散型ソーシャルメディアであるが故の、高い情報拡散力があります。

投稿がどんどんユーザーへ拡散されればフォロワー以外への配信にも繋がり、認知度も上げていくことが可能です。

▼Facebook広告の効果的なターゲティング方法と種類を公開

日本の代表的な企業も利用

実際に登録している企業を見ていきましょう。
大手企業は既に登録しており、投稿も定期的に行われている為参考にしやすいです。

日本航空(JAL)

パナソニック

明治製菓

企業以外に有名人も多数登録していますが、大人気のキャラクターまで登録しています。

ハローキティ

Facebook、Instagramをやっているのはもう当たり前の時代です。
大手企業が続々と参入しているのを見ると、これからの市場を狙っていくならばWeiboが熱いということがよく分かりますね。

Wechatとの違い

実はWeibo以外に中国にはもう1つSNSが存在しています。
WechatというWeiboと同じぐらい利用されているSNSです。

名前も似ているので、Wechatとはどう違うのか押さえておきましょう。

簡単に言うと、Weiboが中国版Twitterならば、WeChatはLINEのようなイメージです。

最近ではTwitterやFacebookの間のようなSNSとなってきていますが、オープンに情報を発信するWeiboとは違い、主に友人や身内とのやりとりに特化したクローズドなツールです。

個人的な連絡にはWeChat、広く情報を拡散や収集したい場合にはWeiboが適していると言えるでしょう。

普段皆さんが利用しているように、Twitter=Weibo、LINE=Wechatと認識しておけば覚えやすいとと思います。

まとめ

圧倒的ユーザー数を誇り、高精度のターゲティングで広告を配信することができるWeibo。
日本企業も次々に参入している中、登録しないままではもったいないといえるでしょう。

Weiboに登録すれば、世界で最も多い人口の中国に向けて発信が出来るということになります。

FacebookやInstagramだけで満足してしまわずに、まずは登録するところから始めてみましょう。

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