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目次
自分の魅力を引き出すプロフィールライティング
いきなりですが、今あなたが作成したLPや記事LP内で商品やサービスの紹介をする時、「事実」の羅列になっていませんか？
「事実」であることを記載するのは重要なことですが、人は感情で動く生き物です。
行動を起こす時、まず感情で判断をしてその後理由付けをして行動に至ります。
「事実」だけ羅列されている自己紹介あるいは商品紹介に感情は動かされるでしょうか。
感情が動かなければ商品購入・サービス申し込みという行動に移りません。
ユーザーの考えが多様化してきている今、事実だけを提示する自己紹介ではユーザーの感情を動かすというのは困難です。
では、どうしたらユーザーの感情を動かせる自己紹介ができるのでしょうか。
実は誰にでもすぐに実践できるテクニックがあります。
そのテクニックとは何か？
それは、「プロフィールライティング」です。
効果的なプロフィールライティングを使えば、
■実績が無い新しい商品
■施術やセミナーなど形の無いサービス
なども、今よりずっとより売りやすくなります。
実際に、実績ゼロの新米コピーライターも、このテクニックを利用して売上をあげているのです。
自分を魅力的に紹介する自己紹介スキルはそのまま商品・サービス紹介、説明に反映されてきます。
あなたは、自分の自己紹介を持っていますか？
あるいは、誰かの自己紹介が掲載されたLPを運用していませんか？
その自己紹介は、本人の魅力を100％伝えられているでしょうか？
興味を引く自己紹介とスルーされる自己紹介
まず、この自己紹介を見てください。
山田花子
ABCアロマ協会認定セラピスト
EFGエステティックスクール アドバンスコース終了OL時代に旅行したフランスで出会ったアロマとヒーリングの施術に感激し、帰国後、一念発起してセラピストに。
現在は東京都渋谷区の自宅兼サロンにて、体だけでなく心も癒し、元気になってもらえる施術を提供。フェイシャルからボディまで、様々なメニューを用意して、お待ちしています。
企業HPの代表紹介やLP内の紹介コンテンツでこのような文面を見たことはありませんか？
これは、ありがちな、ダメな自己紹介の見本です。
どこがダメかわかりますか？
今の内容を商品紹介に当てはめてみましょう。
脂肪を効果的に燃焼させる成分を配合で体内の脂肪燃焼を助ける。
ネットショッピングダイエット部門人気ナンバー1。
96％の方が効果を実感。一日たったの2粒。初回限定お試しセットが980円。
※架空の商品です
この内容で、商品に興味をもったり使ってみたいと思った方はいますか？
この場合は自己紹介も商品紹介も単純に特徴を羅列しているだけに過ぎないのです。
考えていただきたいのは、自己紹介も商品紹介もコピーライティングの一種だということです。
つまり、読み手を想定して考えて書くことが大切なのです。
LPでもヘッドコピーはしっかり作り込まれているのに、商品(サービス)説明や自己紹介になると途端に事実の羅列や一方的な紹介になっている場合がとても多いです。
選ばれる自己紹介の秘訣とは？
LP内でも自己紹介や商品紹介部分は、ユーザーが興味をもって読んでくれやすいパーツなので、このような自己紹介では本当にもったいないです。
以下の3つのポイントを押さえて、選んでもらえる、良い自己紹介に変えてしまいましょう。
ポイント① 提供できるものが明確である
例の自己紹介だと、何をどのように活かせるのか・解決に導いてくれるのか伝わってきません。
ポイント② 経験・スキルの価値が伝わる
対面で会話している場合は掘り下げることができるかもしれませんが、ユーザーと対面しているわけではないので正直「そうですか」としか反応できません
ポイント③ この人なら悩みを解決してくれる！と期待させる
人が行動を起こすのは、「これ良いかも！」「使ってみたいな」という感情から「この人・商品・サービスなら自分の望みをかなえてくれるから」と理由付けまで考えられたときです。
そのイメージを伝えられなければ、選ばれることはありません。
あくまでも理由付けは感情の後についてくるのでまずは「感情を動かす」ことを意識しましょう。
選ばれる紹介には決まった型がある！
このポイント3つを押さえれば良いのですが、もっとわかりやすくするために、今回は自己紹介に入れるべき要素を6つ紹介します。
ぜひ、これまでの経験を振り返って、以下の要素を考えてみて下さい。
①自分自身のキャッチコピー＋職業＋名前
肩書や名前だけでなく、キャッチコピーをつけることで一気に同業者との差別化を図ることが出来ます。
相手に与えられる価値・本質がしっかり伝わるものにしましょう。
②出身地・出身校
もしあなたが有名大学出身であれば、相手に安心感を与えることが出来ます。商品紹介であれば商品名やブランド名・メディアで取り上げられた・話題などが当てはまります。
③失敗した経験やマイナスの過去
失敗や辛い体験は、見込み客の共感を呼び、あなたとの信頼関係を作るきっかけになります。
④どう乗り越えたか・転機・きっかけ
辛い経験をどう乗り越えたか。それを通じてどんなスキルを身につけたのか。
⑤あなたが与えられる価値
あなたと関わることで、商品を購入することでどんなメリットが得られるのか。ここがユーザーが商品に対して興味を持った後自分自身を納得させるための「理由」部分になります。
⑥夢、使命
読み手が共感できる、大きな夢や使命です。
では、さっそく先ほどの自己紹介と商品紹介を作り直してみましょう！
ヒーリングサロン ラマルティーヌ代表
山田花子東京大学理工学部卒。大学卒業後、一部上場企業にて夢だった研究職につくも、多忙を極める業務に疲れ果て体調を崩してしまう。しかし、心と体の休息にと訪れたフランスで、アロマとヒーリングを合わせた施術を体験し、アロマの心身への効果の大きさに感激。
「この技術を、日本の頑張っている女性に是非伝えたい」と一念発起。休暇を使いながらフランスと日本を行き来し、3年かけて日本人で初めてEFGエステティックスクール アドバンスコースを終了、ABCアロマ協会認定セラピストとなる。
現在は「東京中の働く女性を美しく元気にする」を目標に、東京都渋谷区の自宅兼サロンにて、フェイシャルからボディまでのトリートメントメニューと、心が元気になるアロマメニューを提供し、働く女性たちから多くの支持を得ている
どうでしょうか。
先ほどよりずっと本人の能力や魅力が伝わる自己紹介になっていると思いませんか？
今度は同じように商品に当てはめてみます。
甘い誘惑にどうしても負けてしまう方にこそ試してほしい。
着たいのにサイズがないと好きな服を買うのを諦めるのはもう卒業。
ネットショッピングダイエット部門人気ナンバー1の脂肪燃焼サプリ。
一日たったの2粒。好きな時間に飲んで脂肪燃焼成分が脂肪燃焼を助ける。
かなり内容が違うように感じますが、同じ人物・商品を想定しています。
本当に書き方によって、これだけの差が出てしまう可能性があるのです。
自己紹介は①～⑥を盛り込んでいますが商品紹介については①、③、⑤を盛り込んでいます。
自己紹介も、相手ありきのコピーライティング
今回はプロフィールライティングに関するノウハウをお届けしました。
似たような商品やサービスが溢れているだけでなく、ユーザーの嗜好も多様化してきている今、「この人から買いたい」「この商品・サービスを使ってみたい」と思ってもらうことが、もっと重要になってきます。
そのために、自分や商品、サービスの魅力を100%伝えられる自己紹介のスキルは絶大です。
特に商品説明・紹介はLPのトップに来ることが多いですが、商品のキャッチコピーがイマイチだとそれだけでユーザーは離脱してしまいます。
いかに、LPを読んで思わず衝動買いしたくなってしまう感情を引き出せるのかが今後売上を伸ばしていく上での鍵となるでしょう。
ちなみに、自己紹介の秘訣となる6つの要素は常にすべてを盛り込まなければいけないわけではありません。
自己紹介もコピーライティングですので、相手によっては不要な情報もありますし、逆に、必要になる情報もあります。
あくまで基本型ということを理解のうえ、あとは相手や状況に合わせて内容を組み合わせて自己紹介や商品紹介に落とし込んでみてください。
そうして、世界に一つしかないあなただけの「売れる自己紹介」を作りあげてくださいね。
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