Googleディスプレイ広告(GDN)とは?YDAとの違いや設定方法を徹底解説

  • 2022.6.6
  • 2024.4.30
  • 28,841 Views

この記事では、ディスプレイ広告の中でも利用者が多いGoogleディスプレイ広告(GDN)について、初心者の方でもわかるようにYDA(Yahoo!ディスプレイ広告)と比較しながら配信先やターゲティング、画像サイズなどの基本的な情報を詳しく解説します。
Googleディスプレイ広告を使って、集客効果を上げていきたいという方はぜひ参考にしてくださいね。

ディスプレイ広告の総論についてはこちらをご覧ください。
 

Googleディスプレイ広告(GDN)とは

Googleディスプレイ広告とは、Googleディスプレイネットワーク(GDN)とも言われ、Google広告で出稿されるディスプレイ広告のことを指します。

GDNはテキスト・画像・動画を活用し、Googleと提携しているニュースサイト、ブログだけでなく、Gmail、YouTubeなどにも配信が可能で、200 万以上のさまざまなWebサイトに広告を表示することができる広告手法です。また、世界中のインターネット ユーザーの 90 % にリーチできるとされており、圧倒的なリーチ数が特徴の広告です。

ディスプレイ広告は検索広告と比較されることがありますが、配信面の他に「ターゲット」が大きく異なります。検索広告は「キーワードを検索したユーザーに広告を表示する」ため悩みが明確な顕在層がターゲットとなるのに対し、ディスプレイ広告は「まだ欲求を自覚していなかったり、商品やサービスを知らないユーザーに対しても広告を表示する」ため、潜在層をターゲットとしています。

GDNとYDAの配信先の違い

GDNとYDAは同じディスプレイ広告ですが、媒体が提携しているサイトによって配信先が異なります。
Googleの対象は下記などの大きなメディアにも掲載されます。

【GDN提携パートナーサイト配信例】
・YouTube
・ピクシブ
・食べログ
・教えてgoo
・はてなブックマーク
・BIGLOBE
・livedoor
・OK Wave

▼一般的なサイトの広告枠例

▼YouTube広告枠例

一方でYahoo!が連携しているパートナーサイトは下記のようなサイトがあります。

【Yahoo!提携パートナーサイト配信例】
・All About
・Ameba
・教えて!goo
・毎日新聞
・クックパッド

▼All About広告枠例

日本市場においては、GoogleとYahoo!で比べると圧倒的にGoogleを利用している人のほうが多いです。また、昨今では動画市場が急成長しており、幅広い層がYouTube動画を閲覧しています。

広告で認知拡大したい、コンバージョン件数を拡大したいという方の中で、ディスプレイ広告にチャレンジする場合には、より多くの人へアプローチができるGDNをやってみることを推奨します。

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GDNのターゲティング種類

GDNのターゲティングはWebサイトなどの「面(掲載場所)」を指定するコンテンツターゲティングと、「人」を指定するオーディエンスターゲティングの大きく2つに分類されます。
またそれぞれのターゲティングは、認知~購入までのマーケティングファネルにおいて得意な領域があります。

▼マーケティングファネルにおけるGDNのターゲティング種類

GDNは、200 万以上のウェブサイトに広告を表示することができますが、戦略なしに見込みの無いユーザーばかりへ配信をして費用がかかってしまっては採算が取れません。

GDNの配信を効果的に行うためにも、ターゲティングの種類を理解した上で配信するターゲティングを決めていきましょう。

「人」を指定するオーディエンスターゲティング

リマーケティング

この配信手法では、一度ホームページやランディングページを訪問したことのあるユーザーに向けて再度広告配信ができます。

一度サイトを訪問しているユーザーのため、個人差はありますがその商品に興味を持ったユーザーの可能性が高いです。
そのため、リマーケティング配信では、その他のディスプレイ広告配信に比べ、CPAを抑えてコンバージョンの獲得ができることが見込めます。

※Yahoo広告では同機能が「リターゲティング」と呼ばれます。

類似ユーザー

リマーケティングリストに基づき、リストのユーザーに共通する関心の対象や特性や類似行動をする新規ユーザーをGoogle側で自動的にリストを作成し、そのリストに対して広告配信ができます。

既存の顧客と似た特性があるユーザーを自動的にGoogle側が見つけてくれるため、コンバージョンに結びつく可能性が高いです。しかし、既存リストが少ない場合は配信ボリュームが出なかったり、機械学習の精度が低い場合があります。

購買意向の強いユーザー層

特定の商品やサービスを検索していたり、購入を前向きに検討していると思われるユーザーに対して広告配信ができます。

商品購入や申込などの意欲高いユーザーを対象としているため、新規顧客の獲得などのコンバージョンを目的とした配信に効果的です。

カスタムセグメント

任意のキーワードやURL、アプリなどを自由に組み合わせてオーディエンスを作成することができます。

ユーザー属性

特定の年齢層や性別、配偶者や子供の有無、世帯収入、デバイスなどの属性に該当する可能性の高いユーザー層に広告配信ができます。

「面(掲載場所)」を指定するコンテンツターゲティング

キーワードターゲティング

キーワードターゲティングは指定したキーワードと関連性の高いウェブサイトやアプリ、動画などの広告枠に広告を掲載することが出来るターゲティングです。

YDAでもキーワードを活用した「サーチターゲティング」というターゲティングがありますが、YDAはキーワードを検索した「ユーザー」に配信されます。GDNとYDAで混同しやすいため注意しましょう。

プレースメントターゲティング

プレースメントとは広告を表示する配信先(URL)を指します。
プレースメントターゲティングは特定の配信先を指定できるため、少額の広告配信に向いています。

また、特定のURLには配信したくないという場合は、除外設定することが出来るため無駄な機会損失を防ぐことも可能です。

ディスプレイ広告のターゲティングをもっと詳しく知りたい方はこちらをご覧ください。

GDNのバナーサイズと入稿規定

GDNのバナー(画像)のサイズは配信する広告の種類によって異なります。今回はGDNの中でも活用頻度の高い「バナー広告」と「レスポンシブ広告」のバナーサイズについてYDAと比較しながら解説します。

イメージ広告

イメージ広告はバナー(画像)のみで配信される広告になります。
商品・サービスやテキストをバナーに追加しユーザーのアクションに繋がるように配信を行います。

▼イメージ広告の例

サイズ:300×250

配信可能なバナーサイズは20種類以上にも及びます。中でも使用頻度の高いサイズを優先的にご紹介します。

イメージ広告のバナーサイズ

Google広告Yahoo!広告
パソコンスマートフォンパソコンスマートフォン
300×250
336×280
728×90
160×600
468×60
ファイル形式JPG、PNG、GIFJPG、PNG、GIF 89a
画像アップロードサイズ150KBまで3MBまで

レスポンシブ広告

レスポンシブ広告は広告枠に合わせて広告のサイズ、表示形式、フォーマットが自動調整される広告です。

デバイスの多様化が進んでおり、ユーザーはスマホ、タブレット、パソコンなど様々な大きさでWebサイトを見ています。

そのため、ディスプレイ広告を行う場合は、すべてのサイズのバナーを準備することが望ましいですが、各サイズのバナー作成をし、更に設定もそれぞれ行うとなるとかなりの時間がかかります。

そこで、なるべく時間をかけずに、配信数の最大化を図るためにレスポンシブ広告を活用しましょう。

Googleディスプレイ広告の場合は、指定したリンク先から取得した画像やテキストに基づいて、Google側で広告を自動生成してくれます。(手動での入稿も可能)

▼レスポンシブ広告例

レスポンシブ広告のバナーサイズ

Google広告Yahoo!広告
横長600×3141200×628
正方形300×300300×300
ロゴ128×128、512×128180×180
ファイル形式JPG、PNG、GIFJPG、PNG、GIF 89a
画像アップロードサイズ5120KBまで3MBまで

レスポンシブ広告は広告枠に合わせて自動カスタマイズしてくれる点が魅力ですが、広告枠が小さい面にも出てしまう可能性があるため、画像内のテキストは20%以内に収めるように作成しましょう。

ディスプレイ広告のサイズについて詳しく知りたい方はこちらをご覧ください。

ディスプレイ広告の入稿規定

Google広告Yahoo!広告
画像15個まで可能15個まで可能
動画5個まで可能5個まで可能
ロゴ5個まで可能5個まで可能
広告見出し5個まで可能5個まで可能
長い広告見出し1個
最終ページURL1個1個

ディスプレイ広告の入稿規定はGoogleとYahoo!を比較すると長い広告見出しを除いてほぼ一緒です。「長い広告見出し」は通常の見出しよりも3倍の文字数を表示させることが可能な見出しです。

※2022年6月30日より拡張テキスト広告の作成および編集はできなくなっています。
参考:ディスプレイネットワークに掲載されるテキスト広告について – Google広告ヘルプ

入稿規定についてもっと詳しく知りたい方はこちらをご覧ください。

GDNで成果を出す3つのポイント

ターゲティングは購買意欲の高い層から狙う

GDNを始める際、「リマーケティング」や「購買意向の強いユーザー層」などの購買意欲が高いターゲティングを使用することをおすすめします。

GDNは膨大なユーザーを狙える一方で、配信量を増やしすぎた結果購買見込みが低い層にも配信されCVに繋がらないことがよくあります。

GDNを使用する時は、まずは購入見込みが高いターゲティングで配信し、CVに繋がるようでしたら徐々に広げていくようにしましょう。

テキストやクリエイティブのABテストを行う

Google側での評価ポイントとしてクリック率が重要視されます。

クリック率が悪い=ユーザーに求められていない広告
クリック率が良い=ユーザーに求められている広告

そのため、顕在層向けの検索広告と違って潜在層にアプローチするGoogleディスプレイ広告ではまずはユーザーに興味を持ってもらうことが重要です。

広告文やクリエイティブを同時に複数設定し、クリック率が悪いものを停止して新たな広告を設定してABテストを繰り返し行って精度を高めていきましょう。

さらに、広告をクリックしてもらうことが始まりとなりますが、あくまでも広告をクリックしてもらう目的は購入・問い合わせなど設定したゴールにたどり着くためです。

せっかく広告をクリックしたユーザーでもその先のランディングページを見たときに、興味をもった内容のコンテンツがなければユーザーは離脱してしまいます。

上級編としては、ユーザーが興味を持って広告をクリックした訴求とランディングページとコンテツが一致するようにランディングページを分けることが望ましいです。

ABテストについてもっと詳しく知りたい方はこちらをご覧ください。

プレースメントの除外設定を定期的に行う

Googleディスプレイ広告の場合は、広告文やクリエイティブに意識が行きがちですが、同じぐらい成果を出すために重要なことが「プレースメントの除外設定」です。

成果の出るクリエイティブや配信先をみつけていくことも大事ですが、無数にあるサイトの中で、成果のでなかった配信先を除外していくということが地味な作業ですが、無駄な広告費を削減でき、質の良い配信面に広告を露出することができるようになります。

プレースメントの除外する判断基準としては大きくわけて3つあります

・極端にCPAが悪い(目安としてCPAの2倍)
・自社のブランドイメージに合わない
・自分のビジネスとの関連性が低い

定期的にプレースメントをチェックする機会を作り、不要なプレースメントを除外することでパフォーマンス改善を図っていきましょう。

まとめ

Googleディスプレイ広告を上手く活用することで、検索広告ではアプローチできなかった潜在層まで幅広く配信することができ、より顧客獲得のチャンスが広がります。

検索広告ではCV件数が頭打ちになっている…けどもっとCV数を伸ばしていきたい!という方はぜひGDNを活用してみてください。

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塚原 知紗

デジタルアスリート株式会社 管理部 部長 大手通信系商社に新卒で入社。法務担当として、グループ会社設立および立ち上げ業務に従事。その後、インフラ系の会社に転職し、社長秘書として会社経営をサポート。 もともと独立願望があり副業をやっている中で、Webマーケティングの重要性と魅力を感じデジタルアスリート株式会社(旧:株式会社リスティングプラス)へ入社。 運用サポートから始まり、自社マーケティングやクライアントワーク以外にも経理や総務などリスプラのバックオフィスも担当し、現在は管理部門の統括を行っている。

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