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目次
コピーライティングの「写経」を簡単に説明すると・・・
「写経」とは、成果や反応のよかったセールスページなどを書き写すことです。(パソコンなどで文字を打つ人もいます)
読むだけでははく、実際に書き写すことで、反応のとれるコピーの流れやテクニックなどが身につきます。
「TTP=徹底的にパクる」という言葉があるように、「真似る」ことで学べることはたくさんあるのです。
写経を始める前の注意点「コピーライティングの基礎知識を持っておくこと」
写経は、ただ書き写せばコピーライティングの能力が上がる、というものではありません。
参考にしているページのコピーを見ながら、「どうしてこの言葉を選んだのか?」「どうしてこの流れにしたのか?」とページを分析しながら進める必要があります。
ですが一定の知識がないと、分析しても答えを導き出せず、「どこがどう良いのかがわからない」状態で写経をすることとなります。
これだと、せっかく写経をしても得られることがとても少ないです。
そのため写経は、ある程度コピーライティングの基礎知識を持った状態で行うといいでしょう。
コピーライティングのスキルが格段にアップする写経のやり方
写経で書き写すべきなのは以下です。
・文字の大きさや太さ
・文字への装飾(下線、目立つデザイン性など)
・配置
・画像のおおまかな内容
これら全てに、コピーライターの意図があります。
すべて書き写すことで、「どんな言葉を使うのがいいのか?」という視点以外にも、「どこを強調文字にしたらいいか」「どんな画像を使えばいいか」といったことも分かるようになります。
そして、写経で一番重要なのが「分析しながら書き写す」ということです。
これを怠って、ただ書き写していくだけでは、決してコピーライティングの能力は身につきません。
そこで、写経を行う上で必要な分析のポイントをまとめました!
①ユーザーの心境の変化を意識して、ページの構成・流れを分析する
②書き手はどうしてこの書き方をしたのか?を常に考える
③あなたが「確かに!」「これはすごい!」と感動したポイントとその理由を考える
ユーザーの心境の変化を意識して、ページの構成・流れを分析する
写経を行うときには、ページの流れと同時に「ユーザーの心境の変化」を想像することが重要です。
「このコンテンツの次に、このコンテンツが来たらユーザーはどんなことを思うか」と、ユーザーの心境の変化を想像しながら、「なぜこの構成・流れがいいのか」を考えましょう。
コピーライティングで成果を出せる型というのは、ある程度決まっていますが、必ずしもその型がいいとは限りません。実際に、反応のいいページでも、決まった型以外の構成でできているものも多くあります。
ユーザーの知識レベルや、ページへの流入経路などによって、最適な構成は変わります。
構成・流れの分析は、「ユーザーの心境ありき」だということを押さえながら写経を行いましょう!
書き手はどうしてこの書き方をしたのか?を常に考える
コピーライターは、細部まで意図があってコピーをつくっています。
そのため、写経を行うときは、「ユーザーのどんな心情を考えて、この言葉をいれたのか?」を意識します。
「たしかにこの書き方をされたら、ユーザーは悪い気はしないなあ」
「この言い回しなら、より信頼性があがって安心するな」
など。
そして、そういったあなたの気付きは、写経している紙に一緒に書き込むといいでしょう。
あとで振り返ったときに分かりやすいですし、あなたが実際にコピーライティングをして、「ここでユーザーを安心させる言葉をいれたほうが良さそうだな…」と考えたときには、写経の紙を見返すことで参考になります。
あなたが「確かに!」「これはすごい!」と感動したポイントとその理由を考える
写経では、ユーザーの気持ちやライターの意図だけではなく、あなた自身の感動や感性も大切です。
あなたが「なんだか買いたくなってきたな」「こう言われると説得力あるかも」と思った箇所には、さりげないライターの意図があります。
どうしてそう思ったのか?を明確にすることで、ユーザーと同じ心境の変化をたどることができます。
「人はどんな言葉で感動するのか?」が分かるようになると、ユーザーの気持ちを理解したうえで、適切な言葉を選べるようになるため、コピーライティングの能力はぐっとあがります。
そのため、実際にあなたの気持ちが動いた箇所は、しっかりと分析を行うようにしましょう。
一番コピーライティングの能力をあげる方法は・・・
ここまで書いてきたように、写経はコピーライティングのスキルアップをする、良い特訓方法です。
しかし、どんな方法よりも一番スキルが身につきやすい方法があります。
それは、「実際に書いて、世に出してみること」です。
あなたがどんなにいいコピーが書けても、「適切なタイミングで、適切なユーザーに、適切なオファー」をしていなければ、成果はとれません。
「コピーの適切な使い方」は、実際の現場に出て、ユーザーの反応を知ることで、身につきます。
「つい完璧なコピーを目指していつまでも配信が出来ない」という方も多いですが、あなたのコピーが完璧かどうかは、実際に出してみないと分かりません。
まずは配信をしてみて、ユーザーの反応を分析しつつブラッシュアップしていくと、コピーライティングのスキルもあがりやすいでしょう。
写経と、実際の現場でコピーライティングを行い、どんどんスキルを磨いていってくださいね。
まとめ
写経は正しく行えば、コピーライティングの技術を格段にあげてくれる、いい勉強方法です。
ただ、ただ書き写すだけだったり、やり方を間違えると、意味のないものになってしまうので、写経を行うときは、是非この記事を読み返してから、行うようにしてみてください!
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