リスティング広告は自社運用と代理店に依頼、どっちが得なのか考えてみた。

昨今のWebマーケティングではまず外せないリスティング広告ですが、始める際に迷うのが、自社で運用するか(インハウス)、広告代理店に依頼するかではないでしょうか。

最近はWeb上で広告運用に関する情報を入手することも出来ますし、リスティング広告は少額から始めることが可能なので、「まずは、自分でやってみよう」と思う人も多いでしょう。
一方で「自分でやってみたけど、上手くいかなかった」と、結局広告代理店に相談に来る人も多くいます。

これは一概にどちらが良い・悪いではなく、それぞれのメリットとデメリットを理解し、それをどこまで活用できるか・カバーできるかによります。
今回は、自社運用と代理店依頼のメリットとデメリットを紹介します。

自社運用のメリット・デメリット

自社運用の4つのメリット

①社内にノウハウが溜まりやすい

リスティング広告の運用を通してPDCAを回していく事で、成功事例・失敗事例が蓄積されていきます。自社で広告を運用すれば、このような事例を直接社内にノウハウとして貯めていくことができます。

注意点としては、リスティング広告の事例やノウハウを担当者だけで抱え込まず、社内共有する仕組みを作ることが重要です。

②代理店手数料が不要

代理店に依頼する場合は必ず運用代行費がかかります。
多くの代理店が、広告費の20~30%を代行手数料にしていますが、自社で広告運用をするのですから当然代行費を払う必要はありません。

ただ、代行費を削減できても人件費を考えると、実は代理店より費用がかかっているということもありますので注意しましょう。

③安い金額から広告運用が開始できる

リスティング広告を始める時、多くの代理店は5万円、10万円と最低広告費を設定しています。
しかし、月々5万円でも大きい額だと感じる会社もあるでしょう。初めてリスティング広告を開始するのであれば不安でしょうがないと思います。

そんな時でも自社運用であれば数千円単位から広告運用を始めることができます。

少額から広告運用を始める時の考え方についてはこちら↓

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④スピードが早い

自社運用の一番のメリットは、スピード感の早い運用ができる事でしょう。
広告を変える、新たな媒体に配信するなど、改善案を即実行できるメリットがあります。

対して、代理店の担当者は一人で複数アカウントを担当している事がほとんどなので、緊急の依頼にも忙しくて対応できないこともあり得ます。

自社運用の3つのデメリット

①専任の担当者が必要

リスティング広告は数値の変動が激しく、日々数値の管理をしなければなりませんので専任の担当者が必要です。

人員の関係で兼業で行う場合は担当者に相当な負担がかかります。
定期的に管理画面を確認したりできないほど忙しい場合は自社運用をしない方がいいでしょう!

②最新情報の入手が難しい

自社で運用する場合は、社外の研修やセミナー等に参加して最新情報を集める事になりますが、なかなか時間を割くことが難しく広告運用に関する最新情報がわからないというのも良く発生する問題です。
また、リスティング広告の仕組みや技術は、常にアップデードされていますので、少しでも勉強を怠るとついていけなくなってしまいます。

自社運用している担当者の方は、上司に相談するなどして、定期的にリスティング広告のセミナーや講習に足を運び勉強することをおススメします。

③退職時の引継ぎが面倒、難しい

自社運用を複数人の担当者で行っていれば問題ないのですが、1人でリスティング広告の運用を任されている場合は、担当者が退職してしまう時の引継ぎが非常に面倒になります。

担当者が退職した時のことも考えて、運用は複数人で担当する方がリスク回避になるでしょう。

代理店のメリット・デメリット

代理店の6つのメリット

①設定・管理が楽
代理店に任せる一番のメリットは、面倒な設定や管理を代理店に任せることができる事です。

言い方を変えると自分でやらなくていいので、他の事に時間を使うことができます。
ただ全てを丸投げするのではなく定期的に状況を確認しながら、担当者と意思疎通をしていく事は必要になるでしょう。

②認定代理店にのみ提供される機能や情報が使える

実はリスティング広告の管理画面には、認定代理店だけが使える機能があります。
代理店に依頼することで、そのような機能を自社の広告運用で使うことが出来ます。

また認定代理店には各媒体からの最新情報の共有が早くおりてきます。自社運用では使えない機能・情報があるので、新しい動きにも他社に先駆けて対応することができます。

③社内に担当者を雇う必要がない

代理店に依頼するので社内に専用の担当者は必要ありません。少なくても1人以上の人件費+採用にかかわるコストと労力が削減できます。

ここにも、その分時間を他に費やせるメリットがあります。

④最新の情報が集まりやすい

日々進化し続けるリスティング広告の業界では最新情報の入手がとても重要です。代理店は日々様々な業種の運用代行を行っているので、最新の情報・実例などが集まりやすく共有してもらいやすいです。

情報収集の点でも、時間・費用の削減が期待できます。

⑤ランディングページやサイトの改善提案をしてくれる

リスティング広告で集客ができても、売上などの成果が出なければ意味がありません。

ここをしっかり理解している広告代理店は、成果に繋がりやすいランディングページのノウハウを持っています。

管理画面や広告の管理だけでなく様々な提案をしてくれることも広告代理店に依頼することで得られる大きなメリットです。

ページの改善についてもと詳しく知りたい方はこちら↓

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⑥同じ業種の運用ノウハウがあると、スムーズな運用ができる場合がある

先ほども述べましたが、リスティング広告代理店には様々な業種の運用代行があります。その為、すでに自分のビジネスに似た商材・サービスの運用経験がある可能性があります。

それらの成功、失敗体験を踏まえて運用を行ってくれるので開始段階からスムーズに運用を行える可能性が高いのです。よって、成果も出やすい傾向にあります。
リスティング広告の運用を依頼する前に自社の商材、サービスに似た案件があるか確認してみるのもいいでしょう。

代理店の3つのデメリット

①費用を払って依頼しても、すぐに必ず成果が出るとは限らない

リスティング広告代理店に依頼する場合に間違って認識してはいけないのは、リスティング広告配信開始後すぐに成果が出るとは限らない事です。
※似たような案件やノウハウがあった場合はうまくいく事もあります。

リスティング広告は様々なテストを行い中長期的に成果を出していきます。その為テスト期間中はCV0件なんて事もあります。
ただこの点に関しては、自社運用でも同じ条件なので代理店のみのデメリットではないと言えるでしょう。

②対応に時間がかかる

リスティング広告代理店では通常1人の担当者が数社~数十社を担当している事も当たり前です。
その為打合せや、他アカウントの作業をしている事も多いので急を要する依頼でも、すぐに対応出来ないこともあります。

施策や打ち合わせなどについては、担当者と共に、前もって時間や予定を組んでおいた方がいいでしょう。

③リスティング広告運用の手数料が毎月かかる

多くのリスティング広告代理店では広告費の20~30%を手数料として設定している事が多く、これは成果によらず毎月請求されます。
※広告費によっては固定の手数料を設定している事も多いです。

毎月の手数料を考えると自社の方がいいのでは・・・とも考えられますが、ただ自社で専任の担当者を雇う為の採用コスト・人件費を考えると、手数料の方が安い場合がほとんどです。
自社運用か代理店に依頼するか決める際には各種のコストを把握し、どちらがいいのか判断することが重要です。

自社運用・代理店で成功するための注意点

自社依頼の注意点

①最新情報の収集を怠らない
自社運用のデメリットでもありましたが、リスティング広告は日々進化し続けています。また新しい情報、運用のアップデートのスピードも早いので常にアンテナを張り情報を仕入れる必要があります。

リスティング広告に関するセミナーへの参加や最近ではSNS等で情報を仕入れることができますので常に収集するようにしましょう。

②リスティング広告以外の施策を考える
チラシやポスティング等リスティング広告以外の集客方法も常に検討していきましょう。

リスティング広告だけでは集客の限界はあります。
自社の商材、サービスにあった集客方法を確立していき、成果の最大化ができるようにしていく事が大切です。

代理店依頼の注意点

①代理店担当者に丸投げせず常に連携を取る
代理店はリスティング広告のプロですが、運用を丸投げして成果が出るのを待つのでは最大限の効果を発揮できません。

最低でも月に1回は運用の状況を共有し、ビジネスの状況や進む方向、広告運用に望むこと、どのように改善・拡大をしていくのかと言う考えを共有することが重要です。

②短期的な成果を求めすぎない
代理店のデメリットでも記載いたしましたが、リスティング広告の成果が出るのには時間がかかります。

様々なテストを行い、失敗や成功を繰り返していく事で最終的な成果の最大化をしていきますので、初めてすぐに成果が出なかったから諦めるのではなく、中長期的な視点で見ることが重要です。

広告運用を行なう時の5つのステップについてはこちら↓

とにかくランディングページを改善する、初期運用期 初期運用期とは、そのまま広告運用の初期を指します。 目安としては月間CV件数が0件~10件未満で、まだCVも少なく、...

まとめ

集客するうえで欠かせないWeb広告はリスティング広告だけでなくSNS広告など更に伸びていくと考えられます。
リスティング広告運用を任せるにしても情報収集、知識を蓄えておいて損はないと思います。

今後どのように運用していくかを選ぶ指標として参考にしてください。

また、リスティングプラスでは初心者からWeb広告のプロを目指せるWeb集客コンサルタント養成講座も開講しています。

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自社運用を行ないたいけど、育成にかける時間や費用に余裕が無い、と言う場合には非常に役立ちますので、興味がおありの方はこちらの情報もご確認ください。

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