クリック単価(CPC)とは?決まり方や計算方法、相場の調べ方をわかりやすく解説

  • 2018.11.28
  • 2020.4.8
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クリック単価とは

クリック単価とは、リスティング広告において、1クリックされた時にかかった単価のことを指し、一般にCPC(Cost Per Click)と表記されます。

クリック単価は、以下の計算式で算出することができます。

クリック単価 = コスト÷クリック数
→1クリックあたりにかかる平均のクリック単価

【計算例】
リスティング広告の広告費 200,000円
クリック数 1,000の場合

200,000÷1,000=200円
つまり1クリックあたり200円の広告費がかかったということになる。

クリック単価の決まり方

ではクリック単価はどのように決まるのでしょうか。その仕組みを解説します。

広告の掲載順位が影響する

リスティング広告では、ユーザーが検索したキーワードの検索結果画面に広告が表示されます。

その場合、ページの上部であればあるほどユーザーの目に留まり、一般にクリック率などの反応が高くなると考えられます。

この広告の表示される順番のことを広告の掲載順位といいますが、掲載順位や掲載の有無を決定するために使用される値のことを、広告ランクと呼び、広告は広告ランクが高い順に上位から掲載されます。

広告掲載順位の決まり方

広告ランクは以下の2つの要素から決定されます。

・入札単価(上限クリック単価 ※注1)
・品質スコア
 (クリック率・キーワードと広告の関連性・ランディングページの品質など)

※注1 上限クリック単価とは、広告が1回クリックされるのに対して支払い可能な上限額として設定する入札単価です。

この2つを掛け合わせたものが広告ランクとなります。つまり、以下が広告ランクの計算式です。

広告ランク = 上限クリック単価 × 品質スコア

つまり広告ランクが低く広告が上位に掲載できていない場合、広告の品質を決定する何らかの評価が低い(品質スコアが低い)か、入札単価が適切でない(入札単価が低い)と考えられます。

事例をもとに見てみましょう。

表のように品質スコアが高いと、入札単価を低く抑えても広告ランクが高くなるので、広告を上位に掲載する事ができます。

したがって広告運用の際、広告ランクを上げるためには、まず入札単価を引き上げるより、品質スコアの要素を1つ1つ改善していくことが効果的な運用を行う近道になることでしょう。

実際に支払うクリック単価

では実際に支払うクリック単価はいくらになるのでしょうか。入札単価(上限クリック単価)は支払う上限の金額なので、実際に支払う単価は競合他社との競りによって算出されます。

具体的には、広告ランクが1つ下の広告より上位に表示するために必要な最低限の金額となります。

この表で考えると、広告の表示順は広告ランクが大きい順に、A>B>Cとなります。

実際に支払う費用は、「下位の広告より表示するために必要は最低金額」なので、

競合の広告ランク÷自社の品質スコア+1=実際に支払うクリック単価

となり、

A社の場合
750(2位の広告ランク)÷8(A社の品質スコア)+1(少しでも多ければ広告ランクで上回れる)=95円

B社の場合
600(3位の広告ランク)÷5(A社の品質スコア)+1(少しでも多ければ広告ランクで上回れる)=121円

 
と計算できます。C社のクリック単価も同じように入札単価200円を上限に計算されます。

クリック単価に影響する要因とは

クリック単価はキーワードによって、10円単位で安い場合もあれば、2,000円を越えることもあります。
その金額の差にはどのような要因があるのか、主に以下のような要因が考えられます。

■業界
業界が違えばユーザーを1人獲得するのにかかる金額が変わります。
お金にかかわる業界、たとえば独立支援系の塾・債務整理の業界などは、クリック単価が高い傾向があります。 

■商材
同じ業界でも商材が違うと、利用する場面やターゲット層によってクリック単価に影響があります。

■知名度・認知度
企業や商品の知名度・認知度が広くある場合、広告に対するクリックは集まりやすくなり、単価を抑え安くなります。

逆に知名度が少ない企業が知名度の高い競合を相手にする場合には、クリック単価は高くなる傾向にあります。

■時期
売れる時期や閑散期がある商材の場合は、季節によってクリック率が大きく変動します。また世間でその商品がブームになる、ブームが過ぎるなどもクリック単価に影響します。

■配信媒体
同じキーワードでも、Google広告で配信したか、Yahoo!プロモーションで配信したかによってクリック単価は変化します。
媒体によってユーザー層が違ったり、配信の方法や表示位置に違いがあるためです。

クリック単価の調べ方と相場の出し方

クリック単価を具体的に調べる方法はいくつかありますが、ここでは以下の方法をお伝えします。

Googleキーワードプランナーを使う場合

まずGoogleの管理画面にログインし、トップ画面の右上にある「ツール」のアイコンをクリック。

タブが開くので「プランニング」→「キーワードプランナー」をクリックして下さい。

そうすると「検索ボリュームと予測のデータを確認する」と出てきますので、ここにクリック単価の相場を調べたいキーワードを入力します。
ここでは例として「美容室 メンズ」と入力します。

以下のような形で、検索ボリュームからクリック単価の予測値が表示されます。あくまでも予測値なので参考までに利用してください。

Yahoo!キーワードアドバイスツールを使う場合

次にYahoo!プロモーション広告で提供されている「キーワードアドバイスツール」についてご紹介します。

管理画面から「ツール」を選択し「キーワードアドバイスツール」をクリックします。

そうするとキーワード入力する画面が出てきますので、クリック単価の相場を調べたいキーワードを入力します。
ここでは例として先ほどと同様に「美容室 メンズ」と入力します。

すると上図のようにその他候補も出てきますが、推定クリック単価(1クリックあたりの平均クリック料金)が表示されるので、入札価格の参考にして下さい。

まとめ

今回はクリック単価の意味や仕組みについて基本的なことをお伝えしました。
クリック単価についての理解を深め、日々の運用に役立ててください!


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