リスティング広告とは?初心者でも分かる!課金形態からメリット、運用方法まで徹底解説【最新版2020年】

この記事では、経営者や運用担当者なら必ず押さえておくべき、リスティング広告の基礎知識から、運用で成果が出るテクニックまで、初心者の方にもわかりやすく解説しています。

各項目、さらに詳しい情報を知りたい時に参考になる記事も紹介しています。

リスティング広告のことで分からないことがある時にはこのページを参考にしてください。

Index

「リスティング広告」とは

リスティング広告とは、ユーザーが検索エンジンで任意のキーワードを検索した時、その検索結果に連動して表示される広告のことです。
このことから「検索連動広告」「キーワード広告」と呼ばれることもあります。

基本的に、直接的に集客をしたり商品を販売したりするために使われます。
従来の広告では主な目的だった、認知度アップやイメージ戦略に使われることはあまりありません。

今やWeb広告には、特定のメディアに広告掲載するネイティブアドや、DSP広告など様々な広告が存在します。

その中でもリスティング広告は「自ら検索行動をしてくる最も見込み度の高いエンドユーザー」にアプローチできる広告であることから、Web広告の基本として多くの企業に利用されています。

リスティング広告ってどうなの?使えるの?まずリスティング広告の市場を見てみましょう。こちらは株式会社D2C、株式会社CCIが共同で2017年2月に電通が公表した2016年の...

検索連動広告とコンテンツ連動広告

また、「リスティング広告」は、Google広告、もしくはYahoo!広告のいずれかを指していることが多く、Googleのディスプレイ広告や、Yahoo!広告のディスプレイ広告も、リスティング広告に該当します。

通常、GoogleやYahoo!の検索エンジンの検索結果画面の上部・下部に掲載される広告が、検索連動広告と呼ばれます。

◆検索連動広告の掲載面

また、コンテンツ連動広告はWebページ内のコンテンツに連動し、バナー広告などを掲載するものです。掲載面としては、検索連動広告と異なり、Webページ内となります。

◆コンテンツ連動広告の掲載面

GoogleとYahoo!関連サイトで配信

リスティング広告が基本的にGoogle広告とYahoo!広告を指すという点は、上述通りですが、GoogleとYahoo!にだけ配信されるということではありません。

Google、Yahoo!ともに提携している関連サイトがあり、それらのサイトにも広告は掲載されます。主要リスティング広告媒体である2社ですが、Google広告とYahoo!広告で配信することにより、大部分の掲載面には広告を配信できるとも言えます。

リスティング広告のメリット・デメリット

では、実際にリスティング広告を配信するメリットはどういった点があるのか、デメリット共に解説していきます。

リスティング広告のメリット

①今すぐ客にアプローチできる

リスティング広告をクリックしてくるのは、悩みや課題を自覚し、解決のためにキーワードを検索している人です。つまり、すでに商品を探していたり、購入自体は決めている人の可能性が高いので、商品購入に結びつきやすいです。

②結果や費用をコントロールしやすい

1日にいくら使うのか、1クリックにいくらまでなら払えるのかなど、事前に決定して広告を出すことができます。

また広告を出すうちに、
・どれくらい広告を出せば
・何件成約し
・いくらの売上になる
というデータも集まってきますので、今月は売上が足りていないから広告の出稿を増やそうなど、結果もコントロール出来るようになります。

③クリック課金だからコストパフォーマンスが良い

広告に興味を持ったユーザーが、クリックした時だけ広告費が発生するため、興味のない人のために広告費を使うことが少なくなります。

④広告の問題を改善しやすい

広告を出すうちに「反応が悪い」と思ったら、いつでも広告文や販売ページ(ランディングページ)を変更して改善をすることが出来ます。

広告に関するデータ、例えばどれだけの人が広告を見たか、クリックしたか、購入したかなどがすべてデータとして集められるので、どこが悪くて成果が出ないのかを判断することが出来ます。

⑤少額からスタート可能!

従来の広告はチラシでも数万、テレビ広告となると数千万円というまとまった広告日を必要としました。

しかし、リスティング広告なら月1万円など、自分が用意できる範囲から無理なく広告を出稿することが出来ます。

リスティング広告のデメリット

①他の商品と比較検討される

リスティング広告では多くの場合、1つのキーワードに対し類似商品の広告が複数表示されます。ここでユーザーに選ばれなければ、商品を買ってもらうことも、広告を見てもらうことも難しくなります。

②検索広告には検索索ボリュームという量的な限界がある

リスティング広告の中の検索連動広告が表示されるのはキーワードが検索された時だけなので、検索ボリュームが広告の表示回数の限界です。

検索回数が少ないキーワードでは、広告の表示機会やリーチできるユーザーの数自体が少なくなり、結果を出すことが難しくなります。

リスティング広告のメリット見込み度の高いユーザーにアプローチできるリスティング広告は、キーワードを選んで出せるので一番見込みの高いユーザーに配信することがで...

リスティング広告とSEOとの違いは

リスティング広告の違いは、広告費を使用するか、しないかです。

SEOはサーチ・エンジン・オプティマイゼーション(Serch Engine Optimization)の略であり、検索エンジン最適化を意味します。

自社のサイトやメディアのコンテンツを改善し、狙ったキーワードに対して上位表示できるようにして、問合せ獲得や商品販売という結果を得ようとするものです。

SEOは、検索エンジンのアルゴリズムに求められるようにコンテンツの内容等を最適化するだけなので、広告費用はかかりません。

しかし、SEOには
・時間と手間が掛かる
・結果がでるまでに数ヶ月かかること
・検索エンジンのアルゴリズム変更で台無しになることがある
などの問題点があり、確実に狙ったキーワードで自社サイトをリーチさせることができるかどうかは、その時点の掲載順位次第ということになります。

Webマーケティングを行なう時、特にスタートアップや中小企業などリソースが十分でない場合は「どの施策にリソースを割くか」「どのように優先順位をつけるか」が重要に...

リスティング広告は広告費を対価に上位表示が可能

その点リスティング広告なら、広告を出せば検索結果よりも上に掲載することができます。SEOで掲載順位1位のサイトよりも、広告のほうが上部にあります。

広告費はかかりますが、同じ結果を得るために発生する費用と手間を考えると、即効性という点でより効果的だといえます。

どちらも強化することで相乗効果を発揮する

リスティング広告とSEOはどちらも強化することで、より効果的なマーケティング施策を打ち出すことができます。

リスティング広告で得られたデータをSEOの施策に活かす、SEOで得られたデータをリスティング広告に活かす。

どちらも「キーワード」という概念があるため、お互いのデータは非常に有効な情報源として活用することができます。

リスティング広告の費用や課金方式を解説

リスティング広告の利用には、月額利用料や基本使用料などはありません。
広告がクリックされた時だけ広告費が発生する課金方式(CPC課金)が基本です。

したがって、広告がどれだけ表示されたとしても、クリックをされない場合は広告費は発生しません。

広告に興味を持ったユーザーが、クリックした時だけ広告費が発生するため、興味のない人のために広告費を使うことが少なくなります。これが、「リスティング広告は費用対効果が高い」と言われる理由です。

クリックごとに課金される、クリック課金クリック課金とはクリック課金は、Web広告の課金方法としては一番主流の課金方法です。GoogleやYahoo!でキーワードを検索すると...

競合の多さや業界によってクリック単価は様々

ただし、キーワードによっては1クリックが数千円以上することもあります。

理由は、同じキーワードで広告を出稿する会社が多ければ多いほど、入札競争が起こり、必然的に1クリック辺りの単価が高くなるためです。

狙いたいキーワード、広告予算、1件の成約からどれくらいの利益が出せるかなど、全体的な条件を踏まえてキーワードを選定することが必要です。

キーワードを決めたら、1件辺りのクリックに支払う広告費も、1日に使う予算もあらかじめ決めておくことが出来ます。

これにより、「広告を出してみたら予想外に費用がかかってしまった」という事態を避けることが出来ます。

掲載するために条件がある!リスティング広告の注意点

誰でも1円から広告を出稿できるのがリスティング広告ですが、広告費さえ払えば無条件で掲載できるわけではありません。リスティング広告の注意点についてみていきましょう。

媒体には広告審査基準がある

広告はどんな内容でも出稿できるわけではありません。使用できる表現や画像には媒体ごとに基準があり、審査を通過しないと広告を出すことは出来ないので、あらかじめ広告の審査基準について理解しておくようにしましょう。

特に医療系、金融商品系、美容系、健康食品などの商材・サービスは、近年非常に審査が厳しくなっています。これらの商品で広告を掲載する場合は、審査基準をよく確認してから、リスティング広告の準備をしていきましょう。

競合キーワードへの出稿には注意

競合他社の社名や商品名などをキーワードとして入札すれば、競合他社の商品・サービスを探している人に広告を出すことも出来ます。しかし、競合の商品やサービスのキーワードを入札できるとすれば、自社のキーワードを入札することができるということです。

そういった事象を防ぐため、競合他社自身や、競合他社が代行を依頼している広告代理店から「キーワードの出稿を止めて欲しい」と連絡がある場合があるため、その場合は自社のキーワードも止めるように依頼した上で、競合キーワードの出稿を停止しましょう。

リスティング広告の運用方法「自社」「代理店」「自動ツール」

自社で運用する(インハウス)

リスティング広告は、特別な資格や設備を必要としません。誰でも設定を行なえば、すぐに開始することが出来るので、広告代理店などに運用を依頼しない自社運用(インハウス)を行なっている企業も多くあります。

自社で運用する場合、かかる費用が「広告費だけ」という事と、キーワードや広告を考案した段階ですぐに実行できるのがメリットです。

広告運用代行に依頼する

広告運用は自身で行なうことも可能です。ただ、広告で成果を出すために必要な経験やスキル、情報などを考えると広告運用を代行している広告代理店に依頼することも選択肢の1つです。

代理店の場合は、インハウスに比べてスピード遅くなる場合や、代行手数料の別途費用が発生します。しかし、広告の情報量や、競合商品やサービスでどういったキーワードが有効かなどを把握しているケースが多いため、「結果重視」であれば代理店に依頼するほうが得策です。

自動化ツールを使う

現在はGoogle広告もYahoo!広告も、自動で広告を最適化してくれるツールを使えるようになっています。また、広告専用の自動ツールを扱っている会社も多くあります。
しかし、自動化とはいえ、現状ではなかなか思ったとおりの成果が出ないことも多いので、自動化を利用するにしてもまかせきりにせず、時々成果を確認することが必要です。

リスティング広告で用いられる重要指標とは

運用を行なう上で理解しておくべき重要な指標はたくさんありますが、ここでは特に重要な3つの指標を紹介します。

コンバージョン数(CV数・Conversion)

商品の購入や問合せの獲得・申込みなど、その広告の目的をなっている行動をいくつ獲得できたかという数字です。

クリック単価(CPC・Cost Per Click)

出稿した広告が1回クリックされた時にかかるコストを指します。

顧客獲得単価(CPA・Cost Per Action)

広告を通じて1人のコンバージョンを獲得するのにかかった費用を指します。
広告費をCV数で割ることで求めることが出来ます。

「CPAが高騰していて~」「CVが取れてきているから、予算を追加しましょう」Web業界では専門用語は必要不可欠。もちろん商談では専門用語が飛び交っています。よくある...

戦略立案に関連する用語CRM(カスタマー・リレーション・マネジメント)「顧客関係管理」または「顧客管理」と訳される、顧客との関係を構築・管理する顧客志向のマネジ...

 

リスティング広告の始め方・設定方法

リスティングアカウント構築の方法

リスティング広告を始めるには、自身の広告アカウントにキャンペーンや広告グループ、キーワードを設定する必要があり、これを「アカウントを構築する」と言います。

こんにちわ!PPCコンサルタントの青塚です。ここ最近、リスティング広告を始めて間もない方などに管理画面の使い方やアカウントの初期構築の仕方などを教える機会があり...

キーワードの決め方

まずは広告を出稿するキーワードを決めるために、関連するキーワードをどんどん出していきます。キーワードの出し方については、以下の記事を参考にしてください。

出したキーワードをグループ分けして、キャンペーンや広告グループを作成していきます。

思いつく限りキーワードを書き出す初めはとにかく、思いつく限りのキーワードを洗いざらい書き出してみましょう。「思いつく限りの」といっても、自分の頭の中で考える...

広告文の作り方

検索広告の広告文に関しては、キーワードを広告文のタイトルに含めることが基本となっています。

,競合との比較の中で、高いクリック率を出すには冒頭にも書きましたが、リスティング広告の運用を始めた当初、私は広告文を作るのが苦手でした。1つの広告文を作るのに1...

こんにちは。 僕には長年彼女がいない友達がいるのですが、 「正直女の子と何を話していいかわからん」 「そもそも女の人が何を考えているか分からない」 ...

Google広告の始め方

Google広告は、Google広告のページからアカウントを開設するだけで、誰でもすぐに始める事が出来ます。

また、アカウント作成~広告文の作成まで「ガイド」がつくようになっており、案内に従うだけなので、すぐに始められます。

Google広告でできることGoogle広告とは、Googleが運営している、リスティング広告やディスプレイ広告、話題のYouTube広告などを扱う広告主向けのプラットフォームです。...

Yahoo広告の始め方

Yahoo!広告についても、Yahoo!広告の公式ページから始めることが出来ます。
注意点としては、登録時に広告主の本人確認が行なわれるため、事前に登記謄本などの必要書類を準備しておくと良いでしょう。

詳しい手順や必要書類については、以下の記事を確認してください。

Yahoo!広告の活用タイミングまずはYahoo!広告を活用するべきなのはどんな時でしょうか。ここでは、Yahoo!広告の良い点をあげていきます。PCからの閲覧が多い国内のPCユ...

リスティング広告の効果検証

リスティング広告における効果検証の重要性

リスティング広告のメリットは、細かな広告運用のデータを入手できるということ、また広告を改善していけることです。
そのためにも、効果をきちんと測定できることが前提です。

効果検証に役立つツール

リスティング広告の効果検証に必要なツールと言えば、Googleアナリティクスが代表格です。他にも分析ツールは数多くありますが、基本的には有料となります。

Googleアナリティクスは無料で誰でも使用できるため、まずはアナリティクスを使い、必要に応じてその他のツールを検討しましょう。

ここだけは理解してほしい、どうしてアナリティクスでユーザーの動向がわかるのかアナリティクスのタグの仕組みそもそもなのですが、Googleアナリティクスって一体何で...

Googleアナリティクスでなにができるの?まずは、具体的な見方の解説の前に、Googleアナリティクスで何ができるのかを整理しておきましょう。Googleアナリティクスを使...

リスティング広告の効果測定の意味付け・意義付け!リスティング広告を運用し、分析をすると言って、ただ単に数値を見ていることには何の意味もありません。リスティン...

リスティング広告のマーケティングへの活用方法

ユーザーのニーズを把握する

検索されるキーワードは、ユーザーの悩みや願望そのままを表しています。実際に検索に使われたキーワード(検索クエリ)を確認することで、ユーザーが何を求めていたのか分かりますので、広告運用だけでなく商品開発などに利用することが出来ます。

LTV(顧客生涯価値)を拡大する

リスティング広告で獲得するために広告費がかかったとしても、その顧客からより多くの売上が上がれば問題ありません。ユーザーの願望を理解したら、それを実現できるより上位のサービスを提供する、またはリピートされる施策を行なうことが出来ます。

そうして1人の顧客から得られる売上を最大化し、よりリスティング広告に力を入れることが出来るのです。

そもそもLTV(ライフタイムバリュー)とは?LTV=顧客生涯価値LTV=平均購買 単価×購買頻度×継続購買期間LTVとは顧客が生涯を通じて企業にもたらす利益の事を指していま...

まとめ:リスティング広告とは小額でも「今すぐ客」に配信でき、売上アップが期待できる最強の広告手段

リスティング広告とは、早期に売上アップが期待できる広告手法の一つです。ユーザーが今すぐ悩みを解決したいと思った時に、まずおこなう行動は「GoogleやYahoo!で検索」という時代になっています。

そのタイミングで自社の広告を出稿できていれば、非常に確度が高いユーザーがサイトやランディングページに訪れることとなり、問い合わせや申し込みの確立がグッと高まります。

もちろん、リスティング広告で成果に繋げるためには、キーワードや広告文など検証を進め、より最適な状態で運用する必要があります。また、競合他社の動向にも注目です。

ぜひ、PDCAを回しながらリスティング広告を極めてみてください。

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